Windows Vista Ultimateの動く壁紙「DreamScene」はどれぐらいCPUを使うのか
Windows Vistaの最上位版である「Ultimate」にはムービーを壁紙にするというオマケ機能「DreamScene」というのがありますが、端から見ているとすさまじくCPUを使いそうな気がします。が、マイクロソフトによると、3Dグラフィックスの表示に必要なGPU(Graphics Processing Unit)を処理に使うのでそれほど重たくないと言うことなのですが、どれぐらいCPU処理が軽くなるものなのか、実験してみました。
というわけで以下、「DreamScene」のインストールから実際に動作させて比較するまで。
「DreamScene」の実際のムービーは以下のような感じ。
Windows Vista Ultimateだけのおまけ機能「Windows DreamScene」とは? - GIGAZINE
まずはコントロールパネルを開き、「更新プログラムの確認」をクリック
「利用可能な更新プログラムを表示します」をクリック
下の方にある「英語パック」にチェックを入れて、「インストール」をクリック
ダウンロード中……
インストール中……結構時間がかかります
インストール完了
「Windows Vista Ultimate Extrasがあります」となるので、「利用可能なExtrasの表示」をクリック
一番下に「Windows DreamScene プレビュー」があるのでチェックを入れて「インストール」をクリック
ダウンロード中……
「今すぐ再起動」をクリックして再起動
再起動後、デスクトップを右クリックして「個人設定」を選択
「デスクトップの背景」をクリック
「C:\Windows\web\Windows DreamScene」を選びます
オーロラのムービーがあるのでクリックしてから「OK」を押すと、表示されます。
わかりにくいですが、こんな感じです
このファイルの実体は23.8MBのMPEGファイルです
再生を止めるにはデスクトップで右クリックして「Pause」を選べば止まります
で、まずはGPUを積んでいない場合。DreamScene再生中は30%~50%ほどCPUを使います。停止すると元に戻ります。Windowsエクスペリエンスインデックスのグラフィックススコアは4.0、ゲーム用グラフィックススコアは2.8です。
次にGPUを積んでいる場合。DreamScene再生中でも3%~5%程度しか上昇しません。使用しているのはnVIDIA GeForce 7900GS(256MB、PCI-Express接続)。Windowsエクスペリエンスインデックスのグラフィックススコアは5.9、ゲーム用グラフィックススコアは5.8です。
どうやらGPUが強力な環境であればかなり実用的なようです。
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