エプソン、インクを再充填して使える再生インクカートリッジを開発
セイコーエプソンが、使用済みのインクカートリッジにインクを再充填して再利用できる、再生インクカートリッジを開発したそうです。この商品は再生インクカートリッジ・リサイクルプログラムの実現とその持続可能性を検証するための実証テストとして、ネットショッピングサイト「エプソンOAサプライ」に5月上旬から登場するとのこと。
詳細は以下の通り。
セイコーエプソン、純正再生インクカートリッジを開発
量販店の店頭にあった回収ポストから回収されたカートリッジは材質にあった形で原料化し、再生素材として活用しているそうですが、この再生インクカートリッジは回収後の使用済みカートリッジにインクを再充填することで再利用することができるそうです。
なぜ今までこの商品ができなかったかというと、再資源化にかかる環境負荷の観点において、再生素材として活用する方法に比べて負荷が高く、品質保証の点でも課題があったそうです。その後、再生技術の確立と品質管理により、新品インクカートリッジと同等の性能・機能をもったものができたとのこと。
こういう商品が出るということは、回収ポストでのカートリッジ回収率はそこそこ高いということなのでしょうか。ゴミ箱に捨てられているカートリッジも結構ありそう…。
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