糖尿病患者向け、自分の血糖値を監視可能なコンタクトレンズ
アメリカのメリーランド大学の研究者が開発した、涙の中に含まれているグルコースの量によって今の自分の血糖値が高いのか低いのかを知ることができるコンタクトレンズだそうです。ちなみに糖尿病は厚生労働省によると患者が日本中に1370万人いると推定されている生活習慣病とのこと。
この数字を見ると人ごとではない気がしますね…。
詳細は以下の通り。ScienceDaily: Contact lenses check blood sugar
この記事によると、今回開発されたコンタクトレンズを用いることによって、糖尿病患者は常に視界の左下にある小さな半透明のドットで自分の血糖値を判断できるようになるそうです。血糖値が上がった場合も下がった場合も、その危険度に応じて色を変えてくれるとのこと。
現在商用利用が本当に可能かどうかのテスト中だそうですが、現在血糖値を測定する方法は採血するしかないため、製品化されると糖尿病の人たちの一助になるかもしれません。
なおこのコンタクトレンズの開発と同時に、血中のコレステロールに反応するレンズも開発されているそうです。
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