マイクロソフト製サイト作成ソフト「Expression Web」日本語ベータ版
以前まで「Microsoft Expression Web Designer」という名称だったモノで、日本語ベータ版は無料で利用できます。ウリとしては、Web標準へ準拠しており、なおかつ洗練されたCSSページレイアウトが可能という点。
個人的には、Wordで作ったHTMLを最適化する機能やCSSなどのチェック機能、アクセシビリティの検査機能がなかなかお役立ち。使用感はDreamweaverっぽい。
というわけで、ダウンロードして実際に動かしてみました。
Microsoft(R) Expression(R) Web 日本語ベータ版
起動にはMicrosoft .NET Frameworkが必要で、上記ページにダウンロード用のリンクが用意されています。
インストール可能な環境はWindows XP + SP2、Windows Server 2003 + SP1、Windows Vista。推奨ハード環境はCPUが233MHz以上、メモリが128MB以上、ハードディスク容量は400MB以上必要だそうです。なお、手元の環境では標準インストールだと1367MBの空き容量が必要でした。
ダウンロードしたインストーラを起動
「実行」をクリック
しばらく待つ
チェックを入れて「次へ」をクリック
「今すぐインストール」をクリック
インストール中です…待ちましょう。結構時間がかかります。
なお、実際に必要な容量や空き容量は以下の通り。
インストールが終了したので「閉じる」をクリック。この時点で勝手にデフォルトの日本語入力がMS-IMEに変えられています。また、HTMLファイルの関連づけもIEにされてしまいますので要注意。
初回起動時はこのようなウインドウが出ますので、とりあえず「いいえ」をクリック。
「次へ」をクリック
今回は本格的な使い方はしないので、「使用しない」にチェックを入れて「完了」をクリック
こんな感じのインターフェースです。Dreamweaverっぽい。
各メニューの中身を見れば、大体何ができるかわかります。
「ファイル」
「編集」
「表示」
編集記号の表示ももちろん可能
ルーラーも表示できます
ページサイズも変更可能
ツールバーもいろいろ
「挿入」
このあたりはマイクロソフトらしい
「書式」
「ツール」からはいろいろなチェックが可能
「アクセシビリティ チェック」
「互換性チェック」
HTML 4.01準拠かどうか検査できます
XHTMLも検査可能
CSSもチェックできます
「CSS レポート」
利用状況の変更
また、「HTMLの最適化」は非常に強力
試しにWordで作った9.05KBのHTMLファイルで実験してみたところ、3.95KBまでファイルサイズが減りました。
この最適化はFTPやWebDAVなどによる更新時に自動的に最適化するといったことが可能
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