サイエンス

2001年7月25日、インドで降った赤い雨の正体は「地球外生命体」


注:決してグレイが降ってきたわけではありませんし、地球侵略でもないですので「地球は狙われているんだよ!」とかいう結論にはなりません、たぶん。The Observer | World | Red rain could prove that aliens have landed

シェフィールド大学の微生物研究室にある小さな小瓶、この中にある赤い濁った液体はそれ自体は何の変哲もないように見えるが実はこの中にいる微生物は地球上の生命体ではない…。そう、地球外生命体なのだ…。


この小瓶の中のサンプルはそもそも、2001年7月25日にインドのケララ地区で採取されたもの。そのときに降った赤い雨はなんと2ヶ月間も降り続き、海岸は赤く染まり、人々の服もピンク色一色になってしまったとのこと。もちろん調査が当時も行われ、推測としてはアラビア方面からのホコリではないか?ということになりかけたのですが、マハトマガンジー大学のルイ物理学者が顕微鏡で見たところ、明らかにホコリではなく、生物学的な外観をしている何かを見出したわけです。おそらく、このバクテリアのようなもので構成された雨は地球のそばを通り過ぎた彗星からもたらされたものではないか?そして2001年の夏、それがインドに降り注いだというわけです。

もちろんすべての人がこんなのを信じるわけもなく、ナンセンスだ!と切り捨てることもしばしば。でもほんの少数ですが、この地球外生命体説を信じる科学者もいるわけです。というのも、もしも地球外生命体のバクテリアであれば、生命体である以上はDNAを含んでいるはずですが、この赤い雨にはDNAがない。が、必ずしもDNAを微生物は含んでいるわけではないので、DNAがないからこれは生物ではない、と結論づけることはできないらしい。

また、地球外生命体説を批判する要素としてあまりにも長いこの赤い雨の期間があります。2ヶ月間も降り続けるわけがない、と。この赤い雨の水以外の構成要素は半分が炭素、45%が酸素、さらにナトリウムと鉄で構成されているわけですが、なぜこんな構成要素になったのでしょう?ここで注目すべきは、赤い雨が降る数時間前にものすごい衝撃音と震動がこのケララ地区を襲ったと言うこと。原因は不明ですが、おそらくこれは彗星が降ってきたためではないか?というのが一説。もしそうであれば雲と微生物は混じり、雨となって流れてきてもおかしくはない。

まぁ実際のところ、学説としては地球上の生物はもともと隕石や彗星などに付着している微生物から進化したという説もかなり有力視されているわけですが、(進化論では実は説明できないほど多種多様な生命体が短期間に地球上に存在しているため)それにしてもこの赤い雨はあまりにも突飛と言えば突飛、飛躍しすぎ。つまりですね…地球はエイリアンによって狙われて(検閲削除)

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in メモ,   サイエンス, Posted by darkhorse_log

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