ハードウェア

カメラに挿すだけで強烈な手ブレも補正できる自作のジャイロセンサ内蔵SDカード「virtualGimbal」


さまざまなテクノロジーが集結するDIYの祭典「Maker Faire Tokyo 2016」で出展されていた「virtualGimbal」は、カードスロットに挿すだけでリアルタイムで撮影時の手ブレを補正するというSDカード型のデジタルカメラ用手ブレ補正装置。「趣味で作った」という域を超えた驚異の技術となっており、実際に手ブレ補正処理がどのように行われるのかがわかるテストムービーなども公開されています。

Yoshiaki Sato | Maker Faire Tokyo 2016 | Make: Japan
http://makezine.jp/event/makers2016/yoshiaki_sato/

以下は実際にMaker Faire Tokyo 2016でvirtualGimbalの出展ブースを訪れた人のツイート。SDカードの中にジャイロセンサを内蔵しており、撮影時の手ブレをリアルタイムで計測して記録することで、PCのソフトウェアによる後処理で動画を補正し、一般的な手ブレ補正機能では対応しきれない歩行などの強烈な手ブレも驚くほど安定した映像として補正できるとのこと。SDカードでもあるので、撮影データはそのままvirtualGimbalに保存されます。


出展ブースではオリジナル映像とvirtualGimbalによる補正映像を比較したムービーも展示されていたようです。歩きながら撮影したムービーがかなり安定して補正されているのがわかります。


YouTubeにも製作者によるテストムービーが投稿されており、以下から見ることができます。

virtualGimbal - Post-processing stabilizer / Test No.5 - YouTube


なお、製作者のYoshiaki Sato氏は、virtualGimbalの構想から製作の過程をブログに書きとどめています。趣味のミラーレス一眼の手ブレを補正するためにブラシレスジンバルなどを検討していたところ、かさばらずに歩行時の手ブレを補正できるアイデアとして、virtualGimbalの製作に至ったとのこと。

自作手ブレ補正装置構想: 楽しい趣味の理系
http://mos-fet.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-b82d.html

どのような部品が使われているのかは、以下のエントリーに詳しく書かれています。

手ブレ補正装置の部品の選定・発注: 楽しい趣味の理系
http://mos-fet.cocolog-nifty.com/blog/2015/12/post-63c6.html

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