レビュー

拳で頭を殴りつぶすぶっ飛んだ暴力描写がなぜか爽快でアドレナリン出まくりの最新ゲーム「DOOM」をサクッとプレイしてみました


FPSを一躍メジャージャンルに押し上げた名作「DOOM」の最新作がPlayStation 4・Xbox One・PCで2016年5月19日にリリースされました。大人でさえ少し引いてしまうくらいの暴力描写や入り組んだマップを探索する楽しさが魅力がどのようにして最新作「DOOM」に取り入れられているのか、確かめるべくサクッとプレイしてみました。

DOOM | ソフトウェアカタログ | プレイステーション オフィシャルサイト
http://www.jp.playstation.com/software/title/pljm84056.html

DOOMの魅力は言葉ではなかなか伝わらないものがありますが、以下のムービーを見るとどのようなゲームかわかるはずです。

PS4版「DOOM」のアドレナリンでまくりの疾走感あふれるバトル - YouTube


PS4版「DOOM」でデーモンをフルボッコ - YouTube


DOOMはオンライン対戦の「マルチプレイヤー」、シングルプレイの「キャンペーン」、オリジナルのマップを作れる「スナップマップ」という3つのプレイモードがあります。今回はシングルプレイの「キャンペーン」をプレイ。


キャンペーンの難度は「死ぬには若すぎる」「手加減無用」「ウルトラバイオレンス」「ナイトメア」のほか、死亡しただけでキャンペーン終了の「ウルトラナイトメア」の合計5つ。


今回は初見ということもあり、ノーマルの「手加減無用」でプレイしてみます。


どこかで横たわっているところからゲームはスタート。


手は鎖でくくりつけられていて、さらにデーモンがこちらに向かって歩いてくるという超絶ピンチ状態。


主人公は鎖を力だけでぶっちぎって、デーモンの頭をつかみ……


壁にたたきつけて粉々に砕きました。超人過ぎ……。


床に落ちていたピストルを手に取って……


何の説明もないままバトルのスタート!説明が全くないですが、デーモンはゆっくりと歩いているだけなので、落ち着いて対処すれば問題なし。


主人公が横たわっていた場所がコレ。血まみれの床にロウソクがが並べられていて、怖そうな雰囲気満載です。


素っ裸のまま道なりに歩いていくとプラエトルスーツを発見。これでもうデーモンなんか怖くありません。


プラエトルスーツがあった場所にあるポータルから、ここが火星に建造された基地であることがわかりました。基地はデーモンが侵入しまくりで、職員たちは全て殺された模様。


コンバットを手に入れると画面の左上にミッションが表示されます。最初はミッションの通りにゲームを進めればOK。


次々と登場するデーモンを倒すにはピストルや近接攻撃でぶちのめせばいいのですが、ピストルである程度ダメージを与えるとデーモンがよろめいて光りだすので、その時に使える「グローリーキル」を使うとものすごく効率よくデーモンを倒せます。


光っているデーモンに近づいて「右スティック」を押し込みます。


すると豪快にパンチでデーモンの頭を粉々にたたきつぶしました。これがグローリーキルで、グローリーキルでデーモンを倒すと必ず回復アイテムをドロップします。グローリーキルで倒して回復アイテムを回収すれば、HPを常に高い状態でキープできるというわけ。なお、HPは画面左下に表示されている「100」と描かれた青いバーです。


道なりに進むと大きなホールに到着。真ん中には不気味な赤いボールのような「コア」と呼ばれるものが光っています。


ホールはデーモンがあふれていますが、ここは新しく入手したショットガンでガンガン倒していきます。


ショットガンはピストルよりも強力で、ヘッドショットすると吹き飛ばすことが可能。ただし、弾は制限があるので使いすぎには注意。


ショットガンでダメージを与えてからのグローリーキルはゾクゾクするほど気持ちがいいです。


デーモンを倒したら、コアの根元で「右スティック」を押し込むと……


コアの大事そうな部分を引きちぎって破壊。


ものすごい大きな音を立ててコアまで破裂しました。


コアを破壊したら、突如ハードなギターの音が鳴り出してデーモンがたくさん登場。地獄のバトルのスタートです。


最初のコアを倒した直後の死闘は以下のムービーから確認可能です。ハードロックの音楽にのってデーモンをボッコボコにするのは気分爽快。

PS4版「DOOM」でコア破壊からのデーモンがわんさか登場 - YouTube


ショットガンでダメージを与えてからグローリーキル。


ちょっと離れた敵に対しては、近くにある赤い箱を撃つと……


箱が爆発して敵が消し飛んでいきました。


ただし、調子にのっているとあっさりと八つ裂きにされて殺されてしまいます。オリジナルのDOOMとは違ってデーモンの動きが素早くなっているので、ポイントは常に動き回ること。とにかく動き回って撃ちまくって同じ場所にとどまらないようにすれば難しくないはずです。なお、死んでしまうと一番最後のチェックポイントから再スタートになります。


弾薬や回復アイテムはそのへんに転がっているので、戦いながら回収。最初の方は撃ちまくっていると弾がすぐに尽きてしまうため、画面右下の残り弾数を確認して弾薬を回収します。


タッチパッドを押し込んだら表示されるメニュー画面ではマップを確認可能。


また、武器や防具のアップグレードもメニューから行います。武器をアップグレードすると特殊なショットを習得して武器の火力をあげることが可能。武器のアップグレードは戦闘で得られるポイントを消費して行ないます。


プラエトルスーツをアップグレードすると耐久力や機動力などを向上できます。プラエトルスーツの強化は、広大なマップに散財する「エリートガード」というところからパーツを回収することで行えます。エリートガードはなかなか見つからないときがあり、マップを探索する楽しみもあるというわけです。


何とかして施設を脱出すると火星の地表にでてきました。美しくも荒廃した大地に見入ってしまう瞬間です。


DOOMのマップは基地・火星を問わず高低差があって立体的な地形が多くなっています。だからといって高い場所にとどまって狙い撃っているとボコボコにされる危険性があるので、高い場所と低い場所をとにかく移動しながらデーモンを倒していくのがよさそう。


高低差があるマップでデーモンと戦っている様子は以下のムービーから確認できます。ただし、見本にできるようなプレイではないのであくまで参考程度にしてください。

PS4版「DOOM」のバトル - YouTube


デーモンをさまざまな武器を使って肉の塊へと変えていくのがものすごく爽快なDOOMですが、広いマップを探索する要素もあります。ストーリーを進めていくと、扉が閉まっていてカギを入手しないと通れない場所があり……


マップの至る所を探索してデーモンに殺された人間からカギをゲットし次のエリアへと進めます。立体的で、かつ、広いマップを探索するのは骨が折れるのですが、目当てのものを見つけたときの喜びは快感です。


また、オリジナルのファンがうれしくなる隠し要素もあります。各マップには少し見つけにくいところにレバーが隠されていて、これを引くとオリジナルのDOOM再現マップに入ることができます。


オリジナルのDOOM再現マップをプレイしている様子は以下のムービーから確認可能です。

PS4版「DOOM」の隠しオリジナルマップ - YouTube


キャンペーンを進めていくと、謎に包まれていたストーリーが少しずつ明かされていきます。人間が地獄のエネルギー「ヘルエネルギー」を利用とした結果、地獄からあふれ出してきたデーモンに返り討ちにあった……というのが序盤のストーリーで、オリジナルで登場したUnion Aerospace Corporation(UAC)もストーリーに絡んできます。


当然のことながら、キャンペーンを進めていくと強力なデーモンが次々と登場。しかし、デーモンが強くなるに連れて主人公もどんどん強くなっていき、使用できる武器も数が増えていくので、進めれば進めるほどバトルのおもしろさが増していきます。


DOOMに登場する武器の中でも超絶にグロテスクなのがチェーンソーです。チェーンソーは使用回数が少ないものの、シールドを持っているデーモンですら一刀両断できます。

PS4版「DOOM」のチェーンソーで無双してみた - YouTube


また、時折落ちている赤い炎のようなアイテムを取るとバーサーカーモードに移行。バーサーカーモード中は素手でデーモンをめっちゃくちゃにすることができます。

PS4版「DOOM」で敵をめちゃくちゃにできるバーサーカーモード - YouTube


DOOMをサクッとプレイしてみた感想は、ワラワラとあふれでてくるデーモンをショットガンやチェーンソー、グローリーキルなどで肉塊に変えていくのは爽快で、ゲームとしての気持ちよさはすさまじいものがあります。かといって、暴力描写だけでなく、マップもFPSではなかなかないくらい広くて探索のしがいがあり、隠し要素を見つけたときの喜びもひとしお。操作はとてもシンプルなので、暴力描写さえ気にならなければFPSが初めてという人でも戸惑うことなくプレイできるはずです。また、マルチプレイやオリジナルマップ作成といったモードはゲーマーの人でも満足できるボリュームになっています。


なお、DOOMはAmazonでPS4版が税込6900円、PC版が税込7980円で販売中で、Xbox One版のみ売り切れとなっています。

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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