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世界最小・ポータブルサイズの水力発電装置「Blue Freedom」


片手で持てるほど軽くコンパクトで、簡単に持ち運ぶことができる水力発電装置が「Blue Freedom」です。水が流れている場所さえあれば、ちょっとした準備ですぐに発電でき、さまざまな電子機器が利用可能になります。

The World's Smallest Hydropower Plant | Blue Freedom
http://blue-freedom.net/

Blue Freedomがどんなものかは以下のムービーを見れば一発でわかります。


これが水力発電装置の「Blue Freedom」です。


直径20cm・高さ5cm・重さ400gと、人が持てるほど小さい水力発電装置です。


使い方は簡単、Blue Freedomをカバンなどから取り出します。


発電用水車を取り外し……


本体とケーブルで接続します。


そして水車を水の流れに投入すればOK。


水車が流水に抵抗し回転することでエネルギーに変換され、発電されるという仕組みです。


Blue Freedom本体には2Aと1AのUSBポートがあるので、USBケーブルで電子機器と接続すれば充電できます。また、5000mAhのバッテリーが内蔵されているので、まずはBlue Freedomに充電するというのもアリです。


このBlue FreedomはクラウドファンディングサイトのKickstarterで出資を募集中。目標金額の10万ドル(約1200万円)に対し、記事作成時点では世界中の810名以上の出資者から約14万7000ドル(約1800万円)以上の出資を集めています。

Blue Freedomの予定価格は319ドル(約3万8000円)で、25ドル(約3000円)以上出資することで発売時にすぐに購入できる権利をゲット可能。また、239ドル(約2万8000円)以上出資するとBlue Freedom1台・393ドル(約4万7000円)以上だと2台・582ドル(約7万円)以上で3台をゲット可能です。なお、日本への送料は20ドル(約2400円)です。


出資の締め切りは日本時間の2015年5月2日(土)23時55分までとなっており、出荷時期は2015年10月が予定されています。

Blue Freedom | The World's Smallest Hydropower Plant by Blue Freedom LLC - Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/hydropower/blue-freedom-the-worlds-smallest-hydropower-plant


なお、発電利用について河川法における問題はないのかどうか国土交通省に確認したところ、「長期間でない短期間の使用であれば許可申請の対象外」との回答を得ましたので、日本国内での使用は問題ありません。

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in ハードウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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