試食

牛角の「牛フィレ塊焼き」は見るだけでテンションが上がる魔力を持った牛肉


焼肉チェーン店・牛角で、180グラムの大きなフィレ肉「牛フィレ塊焼き」が2月上旬より再登場しています。2014年に販売したところ好評だったので今回再販売されたとのことで、じっくり焼き上げることにより肉汁が閉じ込められるという肉がどんなものなのか、お店に行って体験してきました。

牛角 肉の日大感謝祭 2月9日〜牛角史上もっとも肉好きを興奮させた逸品が復活
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牛角に到着。


さっそく店内へ。


席に案内されました。


牛フィレ塊焼き(税抜1780円)を発見。ごはんを一緒に注文してみます。


待つこと10分弱でメニューが到着。お肉は木のまな板に載った状態で提供され、タレ3種類や砂時計も一緒にテーブルへ。


牛フィレ肉にはたっぷり塩こしょうが付いており、厚みがあります。産地は主にオーストラリア産で、米国産を使っていることもあるとのこと。


握り拳と比べるとこれぐらいの大きさ。


多少は筋があるようです。


裏から見ると、細かいサシも確認できます。


焼き方は表面に焼き目が付くまで中火で全体を焼き、最後は大きな面を火に向けて、弱火で10分放置するとのこと。


まずは大きな面を焼きます。


中火で3分ほど焼くと、ちょうどいい具合に焼き目が付きました。


さらに側面もジュージュー。


見た目は大きなローストビーフ状態です。大木屋というお店の「肉のエアーズロック」に似ているような気も。


フィレは楕円のような形をしているので、上と下の部分はトングで固定して焼き上げます。


赤い部分が香ばしく焼けたら、弱火にして10分間焼きます。


中央の部分はやや火が強く焦げてしまいそうなので、方向を変えながら端の方で焼いた方が良さそうです。


しばらく焼くと、肉汁が浮き上がってきました。お肉を焼くのに時間がかかりますが、「塊の肉を焼く」という行為はかなりテンションが上がります。


焼き上がったら、一度網の上から引き上げ、店員さんに肉をカットしてもらいます。


店員さんは肉を目の前で切ってくれるわけではなく、厨房に持って行き、肉をカットします。待っている間に、ガリバタを溶かします。


ガリバタが溶け、ニンニクとバターの良い香りが漂ってきました。


ガリバタ・わさび・バルサミコの3種類のタレを前に、今か今かとお肉の到着を待ちます。


遂にカットされた厚切りの肉が登場。正直なところ、最初からこの状態で提供されてもいいような気もしますが、自分で塊の肉を焼いたことに意味があったハズ。


切ってもレアなお肉はいい感じ。


少し焼いて食べるのがオススメとのことで、再度肉を網の上に。


両面を軽く焼いて食べたところ、柔らかい肉の中に「これぞ赤身肉」という旨味が詰まっており、かみしめるほどに肉の味が口に広がります。「ややコショウがかかりすぎでは?」と食べる前は思いましたが、コショウが効きすぎることはなく、赤身の味を存分に楽しむことができました。たぶん、自分で塊の肉を焼いたという一手間もこの料理を美味しくするスパイスだったはず。


赤身が残ったまま食べると、味はまさにローストビーフで赤身のワイルドな味をより楽しむことができます。ローストビーフなどの牛肉のトロッとした食感が好きな人は、焼かずに食べた方がいいかもしれません。飲み物はビールよりは赤ワインなどが良さそうな気がします。


ガリバタに付けて食べると、口に入れた瞬間はバターの味が強いものの、かむと肉汁の味があふれ出し、バターよりも肉の味をしっかりと感じることができました。ガーリックの香り・バターのコク・牛肉の旨味の組み合わせは抜群です。


ご飯と一緒に食べてもグッド。塩気が足りないと感じる人は、しょうゆを垂らして食べてもいいかもしれません。


わさびのピリッとした辛味と牛肉の相性も抜群。やや獣くさい肉をさっぱりと食べることができます。


バルサミコ酢にはややトゲがある酸味と甘味があり、あまりフィレ肉に合っていないような気がしました。


レモン汁や焼き肉のタレなど様々な調味料を試してみましたが、意外に合うのがコチュジャン。甘味と辛味が牛肉に良く合っていました。


肉を何枚か食べた末に出した結論は、さっとあぶって食べるのがベストということ。


両面を強火で5秒ほど焼き……


ちょっと温めた状態で食べるのがベスト。欲を言えばローストビーフのようにオニオンを使ったソースがあってもいいような気がしました。


なお、牛フィレ塊焼きは3月8日(日)までの販売予定。同じお金を出せばかなりいい肉を食べられそうな気もしますが、同じような商品はなかなか売っていないので、2~3人で行ってわいわいしながら食べるのに良さそうなメニューです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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