初音ミクの痛車にPS3を搭載して音ゲーをプレイ可能にした猛者が登場
ニコニコ動画のゲームイベント「闘会議2015」では多くの魅力あふれるコンテンツが登場し、その中の1つが「自作ゲームエリア」です。自作ゲームエリアでは、同人ゲームファンなら誰でも知っている作品の他に、痛車にPlayStation 3を搭載して音ゲーを開発した猛者が登場しました。
自作ゲームエリア | 闘会議2015
http://tokaigi.jp/2015/booth/indiesgame.html
自作ゲームエリアにやって来ました。
自作ゲームエリアになぜか展示されている初音ミクの痛車。
鏡音リン・レンも描かれていて、どこからどう見ても自作ゲームではありません。
しかしながら、自動車の後に回り込むと後部全体が自作ゲームになっており、かなり衝撃的です。これはミクファードさんが、愛車のアルファードをカスタムした「ミクリン号」です。
ミクリン号は後部座席の裏にモニターを3つとスピーカーを搭載。
加えてPlayStation 3を搭載し「初音ミク Project DIVA F 2nd」をプレイできるようになっています。
ミクリン号で「初音ミク Project DIVA F 2nd」をプレイしている様子は下記のムービーから確認可能です。
ミクリン号で「初音ミク Project DIVA F 2nd」をプレイしている様子 - YouTube
操作パッドやシステムも自分で作りあげたとのこと。ミクリン号はミクファードさんの情熱をひしひしと感じる作品になっていました。
自作ゲームエリアには懐かしの自作ゲームが大量に展示されています。下記の画像はゲーム制作集団の「Bio_100%」が1991年に作った「superdepth」というゲームです。
株式会社スパイク・チュンソフト代表取締役会長およびドワンゴ取締役の中村光一氏が1983年にエニックス主催のコンテストに応募した作品「ドアドア」です。コンテストでは優秀プログラム賞を受賞し、エニックスのファミコン第1弾ソフトとして発売されました。
「平安京エイリアン」をプレイ中。平安京エイリアンは東京大学の理論化学グループが開発したゲームで、公開後に電気音響(現・村田製作所)からアーケードゲームとして発売されました。
「芸夢狂人」こと鈴木孝成氏が1981年にマイコン専門誌「I/O」に投稿したゲームが「SPACE MOUSE」
「SPACE MOUSE」をプレイしている様子は下記ムービーから確認できます。
「SPACE MOUSE」をプレイしている様子 - YouTube
自作ゲームエリアの一角に人が大勢集まっている場所を発見。一体何が行われているのか……。
大勢の人が見ていたのは同人サークル「上海アリス幻樂団」が制作している同人作品群「東方Project」の中で、PC-98向けに発表された自作ゲーム「東方旧作」です。
「東方旧作」がどんなゲームかは下記ムービーから確認できます。
「東方旧作」のプレイムービー - YouTube
東方旧作に負けないくらい多くの人が集まっているのは……
「東方萃夢想」でした。東方萃夢想は東方Projectのキャラクターを起用した対戦型格闘ゲーム風対戦型弾幕アクションゲームです。
「東方萃夢想」をプレイしている様子は下記から確認できます。
「東方萃夢想」をプレイしている様子 - YouTube
こちらは独特なセリフ回しが特徴だった「エッチな夏休み」
「エッチな夏休み」をプレイしているところは下記のムービーから確認できます。
「エッチな夏休み」をプレイしている様子 - YouTube
自作ゲームの「青鬼」は人気を博して映画化までされた作品です。この他にもたくさんの自作ゲームがプレイ可能になっていました。
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