虚無の世界から目覚めるべく映画「インセプション」に出てきそうなコマ「ForeverSpin」を回してみました
高精度な旋盤加工で作られたコマ「ForeverSpin」は、映画「インセプション」に出てきたアイテムを思わせるような滑らかな曲線が特徴です。1本の金属から精密に切削加工されたForeverSpinをうまく回すと静止しているように見えるとのことなので、実際に回してみました。
ForeverSpin - Perfectly Balanced Spinning Tops
http://foreverspin.com/
ForeverSpinを合計6つ注文したところ、1つずつ箱に入って送られてきました。
今回購入したのは「24K Gold Plated(24Kメッキ)」「Mirror(ミラー加工)」「Brush(ブラシ加工)」の3種類。
24Kメッキからパカリとオープン。中には布製の小さな袋が入っていました。
こちらが24KメッキのForeverSpin。金ピカに磨き上げられていて、見とれてしまいそうになります。
大きさは手のひらにスッポリ収まるくらい小さいです。これなら胸ポケットやズボンのポケットに入れて持ち運びできそう。
横から見ると、コマの中央部分が円盤状に広がっていて、滑らかな曲線は映画「インセプション」に登場したアイテム「トーテム」を想起させます。
コマの底面は低めの突起。
次は「ミラー加工」と「ブラシ加工」のForeverSpinを箱から取り出してみます。
ミラー加工のForeverSpinは、24Kメッキと同様にピカピカに研磨されていて、周りのものが映り込んでしまうくらい。
ブラシ加工のForeverSpinはインセプションに登場したトーテムに一番そっくり。
ミラー加工とブラシ加工を並べてみると、表面の加工の違いがよくわかります。
3種類のForeverSpinを並べてみました。
ということで、24KメッキのForeverSpinを回してみます。
24KメッキのForeverSpinを回している様子は下記のムービーから確認可能です。
24Kメッキの「ForeverSpin」を回してみました - YouTube
勢いよくコマを回すと、力が入り過ぎたのか軸があまり安定していません。
しかしながら、30秒経過したあたりからブレがほとんどなくなり、止まっているかと思うほどになりました。
アップで見るとこんな感じ。画像からは伝わりにくくなっていますが、安定感はもはや驚くレベルを超えていました。
1分20秒経過したあたりからフラフラし始め、1分40秒くらいでついに回転は停止。
次はミラー加工の「ForeverSpin」を回してみました。回し方がうまくいきませんでしたが、回転時間は1分を超えました。
ミラー加工の「ForeverSpin」を回してみた - YouTube
ブラシ加工の「ForeverSpin」を回してみた様子は下記のムービーから確認できます。
ブラシ加工の「ForeverSpin」を回してみました - YouTube
何回かForeverSpinを回してみましたが、自分の回し方では1分くらいが限界だったので、今度は面がツルツルで抵抗が少なそうなお皿の上で回してみました。
「ForeverSpin」を皿の上で回すとどれくらいの時間回転するのかは、下記のムービーから確認できます。
「ForeverSpin」を皿の上で回してみました - YouTube
最後は注文した6個全てを同時に回そうと試みましたが、ぶつかりあったり、うまく1カ所に集まらなかったりで断念。6個も回さないといけないくらい夢と現実の区別がつかなくなっているわけではないので、1つ回せれば十分です。
なお、「ForeverSpin」は公式サイトから購入可能で、24Kメッキが58ドル(約6200円)・ミラー/ブラシ加工が28ドル(約3000円)となっていて、日本への配送は無料です。
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