レビュー

美しさと回転力を兼ね備えた金属削りだしのコマ「ForeverSpin 2.0」レビュー


GIGAZINEでも以前レビューした、映画「インセプション」で登場するトーテム風のコマ「ForeverSpin」に新バージョンの「ForeverSpin 2.0」が登場しました。金属のかたまりから削りだして作られた超精密かつ美しいフォルムをしたコマになっており、前のバージョンよりも回転力もアップしたとのことなので、実物をゲットして実際にクルクル回してみました。

ForeverSpin - Perfectly Balanced Spinning Tops
http://foreverspin.com/

ForeverSpin 2.0を実際に回してみた様子は以下のムービーから。ほとんどブレることなく回転し、倒れそうになっても驚異の粘りを見せて回り続ける様子を見ることができます。

ForeverSpin 2.0はうまく回すと直立する - YouTube


「ForeverSpin 2.0」はKickstarterにて資金集めをしていたので、出資して諸々のアイテムをゲット。


これはステッカー、出資に対する感謝の言葉が書かれた紙、そしてギフトカード。


この小さな箱の中にForeverSpin 2.0が入っており、5つの箱の中にはそれぞれ異なる素材のコマが入っています。


箱の裏面を見ると「ALUMINUM(アルミニウム)」「24KT GOLD PLATED(24金メッキ)」「STAINLESS STEEL BRUSH(ステンレススチールブラシ加工)」と書かれており、中のForeverSpin 2.0の素材と仕上げが分かるようになっています。


1箱これくらいのサイズでとてもコンパクト。


パカリと開くと中には「Thank You」と書かれたカードがあり……


その下に布製の袋を発見。


袋の中をのぞくと金色に輝く何か。


取りだしてみました。これは24金メッキのForeverSpin 2.0。


真横から見るとこんな形をしています。


真上から見るとこう。とにかく360度どこから見ても金ピカです。


底面は短くとがった突起状になっており、少ない設置面積で摩擦を少なくして安定した回転を得られるようになっています。


反対側の長い突起は持ち手にすると良さそう。ただし、こちらの突起を地面につけて回すことも可能です。


手に持つとこんな感じで、ちょうど親指くらいのサイズ。


長い方の突起を指でつまんで回すとこう。絶妙なバランス加減かつ軸がぶれないように回すことで、コマは直立して止まっているかのように回ります。


なお、ForeverSpin 2.0の入っていた箱の底にはコマを磨くためのクロスが入っていました。


24金メッキ以外にゲットしたのは、ブラシ加工のステンレススチール素材。


アルミニウム


チタン


そして真ちゅうの、合計5タイプ。


左から24金メッキ・ステンレススチール・アルミニウム・チタン・真ちゅうを並べてみました。


24金メッキ(左)と真ちゅう(右)を並べるとこう。24金メッキの方は表面がピカリと反射しているのに対し、真ちゅう製の方は表面がつや消し加工の仕上がりになっています。


これは左からステンレススチール・アルミニウム・チタン。アルミニウムは明るい銀色で、チタンは黒色に近い銀色です。


重さを測ってみると、24金メッキが27グラム。


ステンレススチールも27グラム。


アルミニウムは10グラム。これは他と比べても非常に軽く、手に持っただけで違いが分かるレベル。


チタンは16グラム。


真ちゅうは最も重い30グラムでした。


続いて、セットでついてきた正方形の箱を開けてみます。


こちらの箱の中にも袋が入っており……


袋の中にはステンレススチール製の専用回し台「ForeverBase」が入っていました。


ForeverBaseは手に持つとこれくらいで、とてもコンパクト。


というわけで、実際にForeverBaseの上でForeverSpin 2.0を回してみます。ForeverBaseは手のひらサイズなので、この上でForeverSpin 2.0を回そうと思うと想像以上に難しく、以上のムービーのようになってしまいました。

ForeverSpin 2.0をForeverBase上で回す:失敗編 - YouTube


台座の上でクルクル回すことに成功した様子は以下のムービーから見られます。

ForeverSpin 2.0をForeverBase上で回す:成功編 - YouTube


上記のムービーではForeverSpin 2.0がクネクネ動いてしまっており、台の上を回りながら音を立ててしまっています。しかし、ForeverSpin 2.0がうまくバランスをとれるように回せば、コマは静止しているかのように直立し、音もなく回ります。


ForeverBaseの上でForeverSpin 2.0をピタリと直立したまま回転させることはできませんでしたが、ほとんど動かない状態で静かに回転させることには成功。以下のムービーを見れば、うまくバランスをとって回る際のForeverSpin 2.0が、いかに静かでゆったりと動くかが分かります。

ForeverSpin 2.0はうまく回すと直立する - YouTube


また、ForeverSpin 2.0では前モデルでは不可能だった長い方の突起を地面につけての回転も可能。


実際に逆さまで回っている様子は以下のムービーで見られます。

ForeverSpin 2.0を逆さに回してみた - YouTube


複数個同時に回してもOK。


なお、高い位置からForeverSpin 2.0を回して投げ入れるようにして遊んでいると、ForeverBaseの表面が傷つく可能性があるので注意が必要です。


最後に横長の箱を開けます。


この中にも布製の袋が入っていました。


袋の中に入っていたのは、ForeverSpin 2.0を置物のように飾り付けられる「ForeverDock」。


ForeverDockはステンレススチール製で、エッジ部分は面取り加工されています。


5つの穴が開いており、ここにForeverSpin 2.0を置けるようになっています。


というわけで実際に置いてみました。


コマとは思えない程の高級感を醸し出し、このまま飾っておいても十分絵になりそう。


これ以上にスタイリッシュなコマはいまだかつて見たことがない……ハズ。


なお、ForeverSpin 2.0はForeverSpin Storeにて販売中。単体だとアルミニウム製のForeverSpin 2.0が最も安い34ドル(約4200円)となっており、24金メッキ・ステンレススチール・アルミニウム・チタン・真ちゅう製のForeverSpin 2.0とForeverDockがセットになった「Mini MetalMuseum」は225ドル(約2万8000円)で購入可能。送料は一律16ドル(約2000円)となっていますが、69ドル(約8500円)以上まとめて購入すれば送料は無料となります。

ForeverSpin™ Store

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in レビュー,   動画, Posted by logu_ii

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