くら寿司の「キャラメルバナナ寿司＆キャラメル・コーンマヨ」を食べてみた

ペプシの変わった味のドリンクや、ロッテリアのキムチシェーキなど、明らかにゲテモノ狙いで奇をてらいまくったメニューがたまに発売されますが、5月29日(木)から始まった森永の「ミルクキャラメルフェス2014」のメニューの1つで、くら寿司とコラボした「キャラメルバナナ寿司」と「キャラメル・コーンマヨ」も近年希にみる異彩を放つメニュー。すでTwitterでは「くら寿司のキャラメルバナナ寿司を食べ終わって一言。もう二度と食わねえ」と書いたツイートが既に5400を超えるリツイートを記録しており、外食史に残る暗黒メニューの臭いがプンプンしたので、味を確かめるべく、くら寿司に行ってきました。

くら寿司×森永ミルクキャラメル コラボメニューできました！｜くら寿司 ホームページ
http://www.kura-corpo.co.jp/fair/2014morinaga.html

くら寿司のコラボメニュー紹介｜森永ミルクキャラメル キャラメルフェス2014｜森永ミルクキャラメル｜森永製菓
http://www.morinaga.co.jp/caramel/fes2014/menu/kurasushi/

くら寿司に到着。

店頭でも商品をアピール。

今回はカウンターの席に座ります。

タブレットを触ってメニューを見ると……

キャラメルバナナ寿司とキャラメル・コーンマヨはありませんでした。店員さんを呼んで注文。

待つこと5分ほどで、2種類の寿司が到着。

キャラメルバナナ寿司(税込108円)は酢飯の上にキャラメルソースのかかったバナナを載せた一品。キャッチコピーは「衝撃の出会い！？デザート感覚のお寿司！」とのこと。

バナナの上に掛かっているのはキャラメルソース。

バナナの下に、わさびなどは載っていませんでした。

意を決して食べてみます。

思ったほどの衝撃は無く、決して美味しくはないもののキャラメルとバナナ自体の相性は悪くなく、酢飯自体は主張は少ないので「合う」ということもなく、あえて一緒に食べる必然性もない感じ。森永のミルクキャラメルの味はしっかり感じられ、どこか香ばしい味に仕上がっています。ただ、酢飯の上のバナナが不安定で、手にキャラメルソースが付くのはなんとかしてほしいところ。

キャラメル・コーンマヨ(税込108円)はお菓子のキャラメルコーンではなく、缶詰のコーンを酸味のあるマヨネーズとキャラメルソースであえた一品。

コーンはキャラメルソースで和えられ、ほんのり茶色がかっていました。

のりの部分を持って食べてみます。

基本的には普通のマヨコーンの味。見た目はほんのり茶色がかっていますが、ほとんどキャラメルの味は感じられませんでした。マヨネーズの酸味も控えめで、コーンのプチプチした食感が楽しめる一品。決して「美味しい」ものを食べたいと思って注文するメニューではありませんが、こういったメニューにしては衝撃は少ない方でした。今回のお寿司の開発担当は松島由剛さんというくら寿司の社員さんです。

解せない味だったものの、もしかしたらコーヒーと一緒に食べれば合うのかと思いつきコーヒーを注文。

キャラメルバナナ寿司との相性は悪くはないものの、キャラメル・コーンマヨとの相性はあまり良くありません。酢飯とコーヒーの香りや苦味が合っていませんでした。もしかしたらとてつもなく不味いものなのかもしれませんが、こういったネタっぽいメニューを記事を書くために何回か食べているので、ちょっとやそっとのものでは驚かなくなってしまったのかもしれません。

いずれも期間限定での販売。再販売の可能性は限りなく低そうなので、チャレンジしたい人はすぐに食べに行くべきです。良くも悪くも100円ほどのお金を払って日常ではなかなか体験出来ないドキドキした気分が味わえます。

どうにもやりきれない気分だったので、最後にオススメの「中トロ」を食べたのですが、中トロは値段以上のクオリティでした。やはりくら寿司では普通のメニューを頼んだほうが良さそうです。