試食

「森永ミルクキャラメルレシピ100」を使って豚の角煮・フレンチトーストなどの料理をいろいろ作ってみた


1913年に発売されてから100年以上愛されている森永ミルクキャラメルを使った洋食・和食・アジアン・洋スイーツ・和スイーツなどのレシピを収録したのが「森永ミルクキャラメルレシピ100」です。スイーツはともかく、メイン料理にキャラメルを使うとはどういうことだ……?と気になったので、実際に購入して食べてみました。

Amazon.co.jp: 森永ミルクキャラメルレシピ100: 森永製菓株式会社: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4198636168

これが森永ミルクキャラメルレシピ100。サイズは17.2cm×10.6cm×1.4cmです。


裏側はこんな感じ。


総ページは127ページとなっています。


ペラッと表紙をめくって目次を見てみると、レシピは大きくわけて「料理編(洋食・和食・アジアン)」「スイーツ&ドリンク編(洋スイーツ・和&アジアンスイーツ・ドリンク)」があり、そこにソースのバリエーションやスグできレシピなどが加えられている形です。


料理レシピには隠し味として使われているものから……


しっかりキャラメル風味のもの。


「こんなものまでキャラメルを?」と思ってしまうようなレシピもありました。


小腹がすいた時やおつまみが欲しい時のスグできレシピや……


ソースのバリエーション。


ミルクキャラメルの歴史や豆知識も学べます。


おいしくないわけがないデザートのレシピ。


ソフトドリンクやカクテルなど。


ということで、まずはベトナム風豚の角煮から作ってみます。用意する材料はしょうゆ・ナンプラー・にんにく・八角・キャラメル・唐辛子・豚バラブロックなど。


まずは豚バラブロックを大きめの一口サイズにカット。


サラダ油をひいた鍋で潰したにんにくを香りがたつまで熱します。


そこに豚バラ肉を投入。


豚肉全体を焼いて……


お水を注ぎます。


ひたひたになるまでお水を入れたら、しょうゆ・ナンプラー・唐辛子・八角・キャラメルを入れます。


沸騰し、キャラメルが溶けたら鍋にフタをして40分間弱火で煮込んでいきます。この時点でムワっとキャラメルの甘い香りが広がるので、若干の不安を感じつつ調理を続けます。


お肉がいい感じに柔らかくなってきたら、フタをはずし、中火にして照りが出るまで煮汁をかけつつコトコト。


煮汁が半分程度になり照りが出てきたら完成です。


盛りつけてみました。


煮詰めているうちに始め感じていたキャラメルの香りは薄まっていき、見た目はただのむちゃくちゃおいしそうな角煮。


じっくり煮込んだので箸で簡単に切れてしまう柔らかさに。


食べてみると、脂も肉もむちゃくちゃ柔らかいので、口に入れた瞬間に肉汁がじゅわっと広がります。キャラメル好きな編集部員は「森永のミルクキャラメル特有の香りが鼻を抜ける感じがする」と語っていましたが、特にキャラメルっぽさを感じない編集部員も。しかし通常の角煮よりもアッサリとしているにも関わらず、口当たりがまろやかで香ばしい仕上がり。ベトナム風なのでエスニック料理がまったくダメな人は苦手かもしれませんが、そうでない人はウマウマな角煮の新境地を味わえます。


もちろんご飯に載っけて食べても美味でした。


続いてキャラメルフレンチトースト……の前に、スイーツや料理に活躍する「万能ミルキャラソース」を作っていきます。


耐熱皿にミルクキャラメル7粒とラム酒小さじ1、水小さじ1を入れます。


ラップをして20秒間だけレンジで加熱。


取り出したキャラメルをぐにぐにつぶします。


再びレンジで20秒……ということを繰り返していくと……


こんな感じで万能ミルキャラソースが完成。


ということでキャラメルフレンチトーストを作成していきます。用意するのは牛乳・たまご・砂糖・バゲット・バター・森永ミルクキャラメル・バナナ・ホイップクリーム・ミント。


まずはバゲットを2センチの厚さにスライス。


牛乳・砂糖・たまごを混ぜ合わせ、たまご液を作成します。


たまご液にバゲットをつけて15分待機、とあるのですが……


たった1分で中まできっちり染み渡るフレンチトースト」の裏技を使用し、レンジでチンします。


その間にバナナをカット。


お好みで生クリームを泡立てておきます。


次はフライパンにバターとキャラメルを入れ、弱火にかけます。


キャラメルをゆっくり溶かして……


溶けきったら中火にし、たまご液につけたバゲットを投入。


フタをしてしばし待ちます。


いい感じに焼き目がついたらバゲットを裏返し、先ほどカットしたバナナを入れます。


火が通ったら盛りつけましょう。


ホイップクリームを載せ、万能ミルキャラソースをかけていき……


ミントを飾り付けたら完成です。


焼き目のついたバナナ。


キャラメルのおかげで表面はパリパリです。


さっそく食べてみると、香ばしいキャラメルの風味とバナナの酸味がむちゃくちゃ合っており、そこに滑らかな生クリームが加わるとお店で出されてもおかしくないレベルの味に。正直キャラメルを加えるだけではそこまで変わらないだろうと思っていたのですが、材料同士がうまく互いを引き立てあい、絶妙なバランスを作り出していました。


フレンチトーストが温かいので生クリームはすぐにとけてしまうのですが、それはそれでウマウマ。


ちょっと変わった1品では「アボカドとえびのクリーミーグラタン」なるものもありました。


これはキャラメル・水・マヨネーズで作った、不思議なソースを使います。


アボカドとむきえびを塩コショウで味付けし……


ソースと混ぜたものをアボカドの皮に盛りつけます。


ピザ用チーズと粉チーズをたっぷりかけたらトースターへ。


チーズが溶けて焦げ目が付いたら……


完成。


火を通したアボカドは少しクセがあるので好き嫌いが分かれるかもしれませんが、キャラメル+マヨネーズというちょっと変わったソースは、あまじょっぱい味が苦手でない人であれば特に気にせずに食べられます。チーズもとろとろに溶けていていい感じ。


最後は3時のおやつとして手軽に作れる「ピッツァ キャラメリータ」。ラズベリー・ブルーベリー・ママレード・ピザ生地・森永ミルクキャラメル・チョコレート・クリームチーズを用意。


市販のピザ生地にママレードを薄く塗り……


その上にキャラメル・チョコレート・クリームチーズ・ラズベリー・ブルーベリーを載せていきます。


後はトースターに入れるだけ。


じわじわとチョコレート&キャラメルが溶け、焦げ目がついていきます。


完成。


チョコレートとキャラメルはとろ~りととろけて、ベリーからは果汁が滴っています。


加熱するとベリーの色が悪くなるのでは……?と思いましたが、非常に色鮮やか。


この料理のオススメは少しずつピザを食べるのではなく、全てを口の中に入れて一気に食べること。そうするとベリーの酸味やチョコレート&キャラメルの甘さ、クリームチーズのまろやかさが口の中で混ざりあい、おいしくいただけました。


カップケーキやチョコレートなど、定番のお菓子にしかミルクキャラメルを使ったことがなかった人にとっては驚きのレシピが満載で、「これがこんなにおいしいなんて……!」と感動することも多々あり、料理の幅が広がることは間違いなし。なお、森永ミルクキャラメルレシピ100はAmazonで税込926円で購入できます。

Amazon.co.jp: 森永ミルクキャラメルレシピ100: 森永製菓株式会社: 本
http://www.amazon.co.jp/dp/4198636168


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in レビュー,   試食, Posted by darkhorse_log

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