無料でiPhoneで3D写真を撮影しネット上で共有もできるアプリ「Seene」
3Dディスプレイの登場と共に、一時はスマートフォンやデジカメのカメラで3D撮影が可能なモデルがリリースされていましたが、最近はあまり見かけなくなっています。そんな絶滅寸前といっても過言ではない状態な3D写真をiPhoneで簡単に作成できてしまうのが「Seene」です。実際にどんな3D写真ができあがるのか気になったので使ってみました。
Seene Share life in 3D
http://seene.co/
Seene for iPhone 4, iPhone 4S, iPhone 5, iPhone 5c, iPhone 5s, iPad Wi-Fi (3rd generation), iPad Wi-Fi + Cellular (3rd generation), iPad Wi-Fi (4th generation), iPad Wi-Fi + Cellular (4th generation), iPad mini Wi-Fi, iPad mini Wi-Fi + Cellular and iPod touch (5th generation) on the iTunes App Store
https://itunes.apple.com/gb/app/seene/id698878590
SeeneはApp Storeからインストールします。
インストールが完了したらタップして起動。
起動時はこんな「Feed」画面が表示されます。というわけでさっそく3D写真の撮影へ移ります、右下のカメラアイコンをタップ。
カメラ起動時はこんな感じ。
撮影したい物体にカメラを向けると、被写体上に小さなドットが表示されます。この状態で画面下部のシャッターアイコンをタップ。
被写体上にグレーのアイコンが表示されるので、iPhoneを動かさないように手で持ちながら数秒待ちます。
しばらくすると「4つの区切り部分が緑色に変化するまで被写体の周りをゆっくり動いてください」と表示されるので、これが表示されたらカメラを被写体の上下左右にゆっくりと動かしてやります。
左にゆっくりとiPhoneを動かすと画面上のアイコンが左側だけ緑色に変化、これで左方向はOK。
同様に右方向
上方向
下方向、と4つの方向にiPhoneのカメラを移動させてやると……
3D写真の完成!
一見普通の写真のようですが、どのあたりが3D写真なのかは以下のムービーを見ればわかります。
Seeneで作成した3D写真はこんな感じ - YouTube
3D写真の作成が完了したら画面下部のチェックアイコンをタップ。
「Save」をタップ。
作成した3D写真を管理するには「Create Account」をタップしてアカウントを作成する必要あり。
アカウント情報を入力したら「Done」をタップ。
「Save」をタップで3D写真の保存完了。
これでSeeneの「Feed」画面はこんな感じに変化、保存した3D写真や他ユーザーの撮影した3D写真が表示されます。
作成した3D写真を他ユーザーや友達とシェアしたい場合は、写真下に表示されるアイコンをタップ。
「Share Seene」をタップ。
「Copy Link」をタップ。
これで作成した3D写真のURLがコピーされました。
iPhoneのSafariでURLを開くとこんな感じ。3D写真が動くことはありません。
PCのブラウザで開くとこんな感じ。
さらに、写真下部にある「<>Embed」アイコンをクリック。
ここに表示されるコードを使えば、3D写真を自サイトなどに埋め込むことも可能。
実際に埋め込んだ3D写真はこんな風に表示されます。なお、Internet ExplorerやOperaでは3D写真を楽しむことができませんが、FirefoxやGoogle Chromeで見ると写真がぐにゃぐにゃ動き3D写真を楽しむことができました。
画面下部のアイコンをタップすると……
こんな感じでメニュー画面が表示されます。
これは「My Profile」画面、自身のアカウント情報と作成した3D写真が表示できます。
「Discover」ではSeeneに共有した3D写真たちを検索可能。
他ユーザーの3D写真はこんな感じで表示され、アカウントのアイコンをタップすると……
ユーザー情報を表示可能。この画面から他ユーザーを「Follow」したりすることも可能です。
3D写真といわれると作成が面倒だったり、特別なカメラの使用を想像してしまいがちですが、簡単手軽にiPhone一つで撮影できてしまうので、1度使ってみるとおもしろいかもしれません。
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