EvernoteがiOS 7になってアップグレードしていたので新機能たちを使ってみた
Appleのスマートフォン向けOSが新しくiOS 7にアップグレードしたことで、多くの新機能や改良が施されましたが、新しく生まれ変わったのはiOS 7やApple純正アプリだけではありません。多機能メモアプリである「Evernote」も便利に進化している、とのことなので実際にいじくり回してみました。
美しく、新しい Evernote for iOS 7 が登場 | Evernote日本語版ブログ
http://blog.evernote.com/jp/2013/09/19/15270
◆新しくなったEvernote
これが新しいEvernoteのトップ画面。iOS 7のフラットデザイン化に伴って、Evernoteもシンプルになりました。
旧Evernoteはこんな感じで、デザインやメニューの配置が大きく変更されていることが分かります。
トップ画面の下部には……
「クイックノートバー」が出現。ノート作成や写真撮影、リマインダー機能、タスク管理やTodoリストを作成などがすぐに行えるようになりました。
画面上部には「ショートカット」が表示されており、これをタップしてみると……
こんな感じでお気に入り登録したノートをすぐに見ることができます。
直近で見たお気に入りノート2つがトップ画面に表示され、トップ画面からすぐにアクセスすることも可能。
ノートを閲覧するとこんな感じ。
もちろんノートの内容を編集することも可能で、小さな変化ですがiOS 7版のEvernoteでは「完了」アイコンが表示されるようになっています。ノートを閲覧して気になる部分を編集、編集後に「完了」をタップすればそのままノートの続きを読めるようになりました。
iOS 7版よりも前のバージョンのEvernoteでテキストを編集を終了する際は、赤枠部分のアイコンをタップすればOKだったのですが、かなりわかりにくいアイコンだったので「完了」アイコンの出現はかなり良い改良点に感じます。
トップ画面の「ノート」下にも、1番最近に開いたノート2つが表示されるようになっています。
ノートを開くとこんな感じ。
ノートを開いている際に、画面下部のアイコンをタップすると……
AirDropでノートを共有することも可能になりました。
ノートに貼り付けてある画像をタップ。
するとこんな感じで画像だけを表示可能。
画面下部のアイコンをタップすると……
画像への描き込みが可能になりました。
左下アイコンをタップで、画像に描き込む際のカラーと大きさの変更が可能。
右下をタップでメニューが表示されます。
矢印アイコンのタップで画像内に矢印を追加したり……
角に点のある四角アイコンをタップで画像の切り抜き。
赤枠のアイコンをタップすればモザイク処理も可能。
これはスタンプ機能。
手書きツール。
文字アイコンをタップして……
文字を追加することもできます。
正方形ツールや楕円、円、線ツールもアリ。
また、クイックノートバーのカメラアイコンから……
カメラを起動。
指を左にスワイプさせると「POST-IT NOTE」カメラが起動。これを使えばPost-itに書かれた内容をEvernoteに取り込むことが可能とのこと。
新機能のポスト・イット ノートをデジタル化を使ってみた
というわけで、実際にポスト・イット ノートをデジタル化してみます。使うのは正方形のポスト・イット ノート。
これに文字を書き書き。
これをEvernoteのカメラで撮影。
iPhone画面はこんな感じなので、画面下部の真ん中にあるアイコンをタップ。
するとこんな風にポスト・イットがデータ化されるので画面右下のアイコンをタップ。
ポスト・イットに書き込んだ内容そのままにデータ化してEvernoteの中に保存する事ができます。
他のカラーもちゃんとデータ化できました。
ただし黄色のポスト・イットはうまくカラーを認識できずバックが白色に。
さらに、正方形以外の形のポスト・イットはデータ化可能か試してみます。
これは失敗、データ化には正方形に近い形をしたポスト・イットが必要なようです。
次にポスト・イットのそばに売っていた「のりメモ」でもデータ化は可能か検証してみます。
左が「のりメモ」で右が「ポスト・イット」。ポスト・イットの方が若干色が濃いめです。
のりメモに文字を書いて、これをデータ化しようとすると……
見事成功!
さらにはポスト・イットと色もサイズも全く違う、黄色の折り紙でもデータ化できるか挑戦してみます。
さすがに無理かと思いましたがコレもデータ化成功。こんな感じでEvernoteの新機能である「ポスト・イット ノートをデジタル化」は、大まかに色判別を行ってくれ、形は正方形ならばなんでもOK。無理してポスト・イットを購入しなくても使えてしまいそうな機能です。
ポスト・イット ノートをデジタル化したものたちは、あらかじめ設定しておけば決められたノートに飛ばしたり、タグ付けしたり、リマインダーをオンにしたりが可能です。そういった設定はトップ画面左上のユーザー名をタップ。
「Post-it Notes」をタップ。
データ化してノートに飛ばしたり、タグを付けたり、リマインダーを設定したりができるのはこの4色のポスト・イット。色をタップしてみると……
この画面から詳細な設定が可能なので、例えば「青のポスト・イットは仕事関連のメモに使うために、仕事関連のメモが保存されるノートブックに入るよう設定し、リマインダーをオンにして忘れないようにしておく」といった使い方も可能です。
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