レビュー

スマホでデジカメを遠隔操作できる「SmartTrigger」でタイムラプス撮影を実行してみました


iPhoneと一緒に使用することでデジタル一眼カメラなどをワイヤレスで操作することが可能になる「SmartTrigger」を使って、普段撮れないようなタイムラプス動画を撮ってみたので、その方法と実際に撮れた動画を一緒に紹介します。

SmartTrigger - Cerevo
http://st.cerevo.com/ja/


これが実際に「SmartTrigger」を使用してGH2で撮影した写真から作られたタイムラプス動画です。

JR大阪駅でフルHDのタイムラプス動画を撮影


◆本体レビュー

こちらが「SmartTrigger」パッケージ。


開封すると中には本体と説明書があります。


手のひらに乗せてみると「SmartTrigger」はかなり小さめです。


本体は単四電池一本で動きます。


「SmartTrigger」本体の操作方法はシンプルで、電源/Bluetooth接続ボタンとシャッターボタンの2つしかありません。


電源ボタンを約3秒長押しすると赤ランプが点灯して電源が入ります。


本体底には「SmartTrigger」とカメラを接続するためのレリーズケーブルを挿入するケーブル差込みジャックがあります。


使用するレリーズケーブルは各社のデジカメによって対応しているものを購入する必要があり、これはPanasonic製デジタル一眼カメラ用のもの。


ここにレリーズケーブルを挿します。


iPhoneと通信した際に「SmartTrigger」をうまく動作させるため、しっかり挿し込まれているかどうかよく確認しておきましょう。


カメラ側にもレリーズケーブルを接続すれば「SmartTrigger」とカメラの接続は無事終了です。


次にアプリ側の設定を行います。

◆設定方法


まずは「SmartTrigger」をiPhoneで使用できるようにするために、「SmartTrigger」の専用アプリをiPhoneでダウンロードして設定します。

アプリをダウンロードしたら起動します。


初回起動時には新しいファームウェアの更新が行われるので終わるまで待ちましょう。


次にカメラの電源をONにして「SmartTrigger」とカメラの接続を行います。


カメラと「SmartTrigger」をレリーズケーブルで接続して、両方の電源を入れます。


「SmartTrigger」とiPhoneはBluetoothで接続されるので、iPhoneのBluetooth設定をオフにしている場合はオンに変更してください。


そして「SmartTrigger」の電源をONにして、接続するiPhone画面に表示される「SmartTrigger」の文字をリストの中から選択します。


Bluetoothペアリングが求められるので「ペアリング」を選択。


これで設定完了です。


実際に「SmartTrigger」とiPhoneを使って、リモートでデジタル一眼カメラの撮影が可能かどうか試してみましょう。


カメラから離れてもiPhoneを使って写真撮影が簡単にできました!


◆撮影してみた

「SmartTrigger」の撮影モードには「Remote Shooting」「Jump Shooting」「Timer Shooting」「Timelapse 」の4つがあります。今回は「Timelapse 」モードを選び、タイムラプス動画用の写真を撮影することにします。

タイムラプスモードでは、写真を何枚撮影するか設定する「撮影枚数」、シャッターを切る間隔を決める「インターバル時間」、さらに詳細設定から「シャッター時間」、この3つをそれぞれ設定します。今回は撮影枚数が1000枚、インターバル時間を5秒、シャッター時間を3秒に設定しました。


次はカメラ本体の設定に移ります。タイムラプスで写真撮影中にカメラの焦点や写真の色味などが変化しないようにするためにも、撮影モードはマニュアルに変更して設定を固定しておけばOK。


今回は1280×720のHDサイズで最終的にタイムラプス動画を作成したいので、ひとまわり大きいフルHDサイズの「1920×1080」に設定。


準備ができたら「スタート」をタップして撮影開始、あとはそのまま待つだけなのでお手軽です。


撮影が完了してその写真をつなげればタイムラプス動画の完成です。

JR大阪駅でフルHDのタイムラプス動画を撮影


ここから対応しているモデルかどうかを確認可能となっており、価格は本体のみの場合は7499円、これにあと対応したレリーズケーブルの価格が足される、というわけです。新しいデジタル一眼カメラなどであれば最初からスマートフォンとの連携機能が付いていたりしますが、そうではない場合にはかなりお役立ちで、特に赤外線ではなくBluetoothなので指向性がなく自由に撮影できるのはかなりの長所となっています。なお、現在はiPhone用アプリのみですが、Android用アプリも準備中とのことです。

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in レビュー,   ソフトウェア,   ハードウェア,   動画, Posted by logu_ii

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