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Nintendo Switchと段ボールが合体してラジコンになる「Nintendo Labo Variety Kit」の「リモコンカーToy-Con」を組み立ててみた


段ボールを組み立ててNintendo Switch専用の周辺機器「Toy-Con」にしてしまう「Nintendo Labo Variety Kit」には複数のToy-Conが収録されていて、そのうちの1つである「リモコンカーToy-Con」を実際に組み立てて遊んでみました。

あそぶ:リモコンカー|Nintendo Labo|任天堂
https://www.nintendo.co.jp/labo/play/rc-car.html


Variety Kitの中身はどんなものなのかは以下の記事を見るとよく分かります。

Nintendo Switchと段ボールを合体させてピアノやバイクにできる「Nintendo Labo Variety Kit」開封の儀&速攻フォトレビュー - GIGAZINE


「Nintendo Labo」を起動すると、コントローラーの更新が始まりました。


さっそくスタートすると、まずは組み立ての練習として、Joy-Conホルダーを作るとのこと。


用意するのは電球アイコンの描かれた黒枠の段ボール。この段ボールはオリジナルのToy-Conの素材や飾り付けを作ることができるシートとなっています。


どのシートの、どのパーツを外すかはNintendo Laboのソフトが教えてくれます。段ボールからパーツを外すのは素手でも楽々で、ハサミやカッターナイフなどを使う必要はありません。段ボールの縁には細かいギザギザが付いていて、段ボールの断面で手がすぱっと切れないよう配慮されています。


指示通りにシートからパーツを抜き出して、折り目にそって折り畳んでいきます。Switchの画面内では、折り畳む場所や順番がムービーで指示されるので、小さい子どもでも簡単に理解できそう。ただし、ムービーは早送りはできてもスキップはできないため、実作業よりもかなり時間がかかる印象。


組み立てるためにボンドやのりを使う必要はありません。ただし、補強と飾り付けを兼ねてマスキングテープの使用が公式で推奨されています


だいたい3分ほどでJoy-Conホルダーが完成。これで練習は終了です。


さっそくリモコンカーToy-Conの組み立てに移ります。


リモコンカーToy-Conはリモコンのアイコンが描かれた、黄緑色の枠の段ボールシート1枚を利用します。


リモコンカーToy-Conの基本パーツは以下の2つだけ。説明を見ながら組み立てていきます。


リモコンカー本体の後方に当たる部分にはアンテナがついています。このアンテナを折らないよう、外枠だけを折らなくてはいけないので注意が必要です。


およそ15分かけて完成したのが以下の画像。左がSwitchアンテナ、右がリモコンカー本体です。


SwitchアンテナはSwitch本体のJoy-Conをとりつけるスロット部分に差し込みます。


次に、ラジコン本体にJoy-Conをとりつけます。ラジコン本体にはJoy-Conがとりつけられるスロットがあり、ここにJoy-Conをとりつけて、ぐっと差し込みます。


Joy-Conの+/-ボタンと本体に印刷されている+/-アイコンが並ぶまで差し込めたらOK。


これで完成


実際に組み立てたリモコンカーToy-Conを操作してみたところは以下のムービーで見ることができます。Switch本体の画面には左右のJoy-Conが表示されていて、タップすると対応したJoy-Conが振動してリモコンカーが動きます。また、スライドバーを動かすと振動数を200Hzから120Hzまで調整することも可能です。さらに、2組のJoy-Conを使えば、二人対戦モードで遊ぶこともできます。

Nintendo Switch「Nintendo Labo Variety Kit」のリモコンカーToy-Conを組み立てて動かしてみた - YouTube


Joy-ConについているIRカメラは……


Switchリモコンに表示されます。カメラ画面をタップすることで、暗視スコープ調の画面とサーマルカメラ調の画面を選ぶことができます。


さらに、「自動走行モード」を使うと、IRカメラを用いてリモコンカーを自動で走らせることもでき、付属のIR専用反射素材シールを使って自動走行用のコースを作成することも可能です。走行しているリモコンカーのカメラの前で手をひらひらと振ると、カメラが認識して走り出す様子を以下のムービーで見ることができます。

Nintendo Switch「Nintendo Labo Variety Kit」のリモコンカーToy-Conを自動走行させてみた - YouTube


リモコンカーToy-Conは10分ほどで組み立てられて、Variety Kitの中では最もシンプルなToy-Conです。しかしIRカメラを利用した機能・二人対戦モード・自動走行モードで遊ぶことができます。リモコンカーToy-Conはあくまでも「周辺機器」であり、リモコンカーを動かすだけではなく、周辺パーツを利用しながら自分なりの遊び方を考えるのがこの「Nintendo Labo」の肝だと感じました。

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in レビュー,   ソフトウェア,   ハードウェア,   動画,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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