レビュー

1000時間の連続待機時間を8.4mmの世界最薄ボディで実現した強力WiMAXモバイルルーター「URoad-Aero」実機レビュー


8.4mmの世界最薄ボディで、モバイルルーターでは最長という最大約1000時間の連続待機と公称最大約12時間の連続通信を実現。さらに、指定した時間にスリープモードにしたり復帰させたりするタイマー予約機能「Aeroモード」を搭載した公衆無線LAN対応のWiMAXモバイルルーターが「URoad-Aero」です。今回は2013年2月20日(水)の発売に先駆けて実機を借りることができたので、隅々まで写真に納めつつ使い勝手を確かめてみることにしました。

URoad-Aero|WiMAX製品情報サイト
http://www.shinseicorp.com/wimax/wimax08.shtml


製品フォトレビュー

黒基調のシックなパッケージ。


URoad-Aero」にはブラック、ホワイト、レッドの3色のカラーバーリエーションがあります、今回はブラックモデルを撮影に使用しました。


内容物はモバイルルーター本体の他に設定マニュアルや充電用アダプター、USBケーブル、クリーニングクロスなどです。


成人男性の手の上に載せるとこんな感じ。一般的なモバイルルーターより面積は大きめです。


本体サイズは 縦106×横63.8×厚さ8.4mm。


無線LAN IEEE802.11 b/g/nに対応し、最大で10台のPCやスマートフォン、ゲーム機などを同時接続可能。 加えて、USBでもPCを接続してインターネットにつなぐことができます。


側面にはストラップホールとmicro USBポートを搭載。


PCからの充電もできます。


家庭用コンセントから専用アダプターを使って給電した場合約4時間で充電が完了。


反対側の側面には一体化した電源ボタンとWPSボタンがあります。


下部には専用クレードル(別売り)と接続するためのポート付き。


上部にはボタン類はありません。


内部には定格3.8V 2080mAhのバッテリーを搭載し、公称最大約12時間の連続通信に対応し、スリープモードでは最大約41日(1000時間)の連続待機が可能。


実測重量は約71gでiPhone 4Sの重さの半分程度。


iPhone 5と比べると0.8mmだけ厚くなっていますが、それでも十分スリム。


こんな感じでポケットにスルッと入れることが可能。


URoad-Aero Station

別売りの専用クレードル「URoad-Aero Station(直販価格2980円)」はこんな感じ。


背面には有線LANポートとmicro SUBポート、ROUTERとAPモードの切り替えスイッチを搭載。


上部。


URoad-Aero」を接続してみるとこんな感じ。


充電を行いつつWiMAX回線を使用できる他、有線LANでインターネットに接続して「URoad-Aero」をアクセスポイント化することもできます。


PCやスマートフォンから操作する

iOSかAndroidで動くスマートフォン向けの専用アプリ「URoad Magic」をインストールしておけば「URoad-Aero」をかばんなどに入れたまま操作することもできます。

URoad-Aero」にスマートフォンを接続した状態でアプリを起動すると認証画面が表示されるのでIDとパスワードを入力。


「休止状態」をタップ。


「はい」をタップ。


もう1度「はい」をタップ。


URoad-Aero」がスリープモードに入るので、ほとんど電力を消費しない状態になります。


スリープに入ったり、逆にその状態から復帰させたりする時間をタイマーでセットできます。設定を決めるにはまず「タイマー予約」をクリック。


「休止状態への移行開始」と「休止状態からの復帰」の時間をそれぞれ設定することができます。


曜日毎にタイマーを起動させるかどうかも選べるので「平日のみ昼間はスリープ」などといった設定が可能。


PCからアクセスするにはブラウザーに「http://192.168.100.254」と入力、IDとパスワードを打ち込んで「OK」をクリックします。


コントロールパネルはこんな感じ。


「システム管理」から「省電力管理」を選ぶことでタイマーの予約設定が行えます。


というわけで、携帯性に優れ長時間駆動ができるモバイルルーターを探しているという人にはかなりおすすめの製品です。なお、WiMAXは3G回線などに比べて通信可能エリアが広いとは言えないものの、月間のデータ通信量には制限がないので出先からでも容量の大きなファイルを頻繁に送受信する必要がある、という人には最も心強い選択肢です。

URoad-Aero|WiMAX製品情報サイト

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in レビュー,   モバイル,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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