モスバーガーが本気で野菜ラーメンを作るとこうなる、というのがわかる新店舗「麺菜厨房ともす」に行ってみた
「おいしい野菜と麺のお店」をテーマにモスフードサービスの子会社が作った新業態店舗の「麺菜厨房ともす」が渋谷にオープンしました。
【PDF】土鍋で「全粒粉小麦のスープ麺」「十六穀米のスープごはん」を提供
おいしい野菜と麺のお店『麺菜厨房ともす』開店~モスバーガーと同様に生産者の顔が見える野菜を使用~
ハンバーガーのイメージが強いモスがつくる麺のお店とは一体どんな所になっているのか、実際に現地に行って確かめてくることにしました。
住所は東京都渋谷区道玄坂2-23-10。JR山手線の渋谷駅から歩いて7~8分の所にあります。
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店舗の外観はこんな感じ。
ウナギの寝床のように奥に細長い建物。
入り口にはオープン祝いに贈られた花が飾られています。
お店の外に貼り出されているメニュー。
プロモーション用にポケットティッシュを配っていました。
看板はこんな感じ。
中はカウンター席のみでカフェのような雰囲気。
「やさいがおいしいお店」を標榜するだけに「野菜ソムリエ」なる人が素材の選定を行っているようです。それぞれの野菜は産地と生産者の名前を明記してあります。
座席は背もたれのないもの。
取り椀と箸、レンゲ、飲み物が用意されています。
注文前には水とかお茶の代わりに「紅茶」が無料で出てきます。苦みが少なくゴクゴク飲める味。
カウンターの奥には飾りとして瓶詰めの野菜や果物が並んでいます。
メニューをチェックしてみましょう。
基本的には麺とスープごはんがメインで、それ以外はサイドメニューとドリンクという構成。
麺かごはんを選び自由に野菜などをトッピングをしていく「選択式メニュー」もあります。
おすすめメニューは「野菜たっぷり麺」と「野菜たっぷりスープごはん」とのこと。
メニューの裏には生産者の人たちが顔写真付きで紹介されています。
というわけで、まずはおすすめメニューにあった「モス流野菜ラーメン」とでも言うべき料理を注文してみることに。
◆野菜たっぷり麺 塩味(税込850円)
緑黄色野菜が並び、見るからにヘルシーそう。
パッと見るとサラダボウルと勘違いしそうなくらい野菜を前面に押し出した盛りつけです。
釜飯を食べるときに使うお釜のような厚い陶器の器に入っているので最後まで温かいまま食べることが可能。
にんじん、もやし、ピーマン、カボチャが入っており、いずれも軽く火が通してあるだけで、味付けもシンプルかつ薄目。普段、味付けの濃い料理を食べ慣れている人は物足りなく感じるかもしれませんが、よく噛むと野菜の香りや甘みが口の中に広がってくるのが感じられます。
アッサリとした甘めのスープ。
レタスは生のまま。
チャーシューが1枚入っています。
全粒粉を使用したツルツルの中太麺。
薬味としてゆずこしょうが用意されています。
ほんの少し入れるだけで、ピリッと辛みがするようになり柑橘系のシャープな香りも楽しめるので、味の変化が欲しいときにおすすめ。
1杯のボリュームは一般的なラーメンなどと大差はありませんが、野菜中心の具なので割とサクッと食べ終えることができました。ラーメン二郎や天下一品などこってり系を好む人にとっては少し物足りないハズなので、最初から大盛りを注文したり野菜のトッピングを増やしておいたりするといいかもしれません。
◆選択式メニュー
選択式メニューを注文した場合は以下のように麺やごはんの量、トッピングの野菜などを選べるシートを渡されます。
迷わず全部のせ。なお、トッピングは味玉とキムチだけが100円で、それ以外は全て120円。スープごはんの基本料金500円と合せると全部で2260円になります。
野菜が山盛り。
「釜から野菜が生えている」と表現したいレベル……
巨大な生チンゲン菜の葉が3枚入っています。
レタス
キムチ
スモークチキン
プチトマト
味玉
オクラ
カイワレ
豆もやし
スープは酸味の利いたトマト味。
お米はこんな感じ。普通の固さに炊きあげたものをスープに浸してあるようです。
ピーマン
ニンジン
チャーシュー
カボチャ
タマネギ
パプリカは赤と黄色の2色入り。
チンゲン菜はこんな感じ。スープに浸すと程よくシンナリしておいしくいただけます。
完食。さすがに全部のせのボリュームはかなりのものでしたが、脂っこさがほとんどないため、後味はとてもサッパリです。
好みの野菜を選んでモリモリ食べられるメニューがそろっているので、野菜好きの人のみならず、日頃から野菜不足を感じている人にもおすすめのお店です。
なお、営業時間は
・月~木:午前11:00~早朝4:00(28:00)
・金:午前11:00~午前6:00
・土:午前11:00~午前6:00
・日・祝:午前11:00~早朝4:00(28:00)
となっています。
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