試食

長い行列のできる無鉄砲大阪店に行ってラーメンを食べてきました


有名ラーメン店の味をカップ麺化した、日清の「有名店シリーズ 無鉄砲 濃厚豚骨」を食べた後、実際の店舗の味とどれぐらい似ていたかが気になったので、大阪店に行って食べてみることにしました。

無鉄砲
http://www.muteppou.com/

無鉄砲に到着。寒い夜にも関わらず、長い行列ができていました。


行列の人数は40人弱ほど。


40分経つと行列の前まで進めます。


1時間ほど並んで入店。食券を購入します。


水と国産豚骨のみを使った「とんこつラーメン(税込700円)」・大阪店限定の魚だしを主とした和風スープの「しょうゆラーメン(税込700円)」・これらのスープを好きな比率でブレンドできる「Wスープラーメン(税込700円)」の3種類の味が選べます。今回はカップ麺と食べ比べるためにとんこつラーメンを頼んでみました。


食券を渡す時に、めん・スープ・ネギのお好みを選ぶことができます。ポスターには書いてありませんが、化学調味料の有無も選択可能。


席に座って待つこと5分ほどでとんこつラーメンが到着。


スープは白濁した豚骨スープではなく、しょうゆとんこつ。


西日本では定番の青ネギ


ネギの下にはメンマ


のり


薄く切られたチャーシューも4枚ほど載っています。


麺と一緒にスープを食べると「濃厚」という言葉がふさわしい、博多ラーメンのとんこつスープをさらにギュッと濃縮したような豚骨の力強い味を感じます。とんこつラーメンをコーヒーに例えるなら、無鉄砲のスープは豚骨のエスプレッソといったところで、豚骨・豚の脂・豚肉の旨味がスープに溶け込んでいて、ドロドロした濃い豚の旨味がしょうゆとマッチしています。やや太めの縮れ麺にスープや脂が良く絡んで、相性抜群。


無鉄砲の期間限定店舗「豚の骨」を訪れた際は、昼に訪れたせいか粘度が今回食べたとんこつラーメンより低かった記憶がありますが、今回は夜に訪れたせいかスープの粘度は高めのものの、少し酸化してフレッシュさに欠けるように感じられました。ある無鉄砲の店員さんによると、15時の午前営業終了前のスープがベストとのこと。


チャーシューは脂身が多めですが、口でとろけるような上質な脂。ごはんに巻いて食べても美味しそう。


麺を食べ終わったら、替玉(税込150円)を注文できるのも九州ラーメンっぽい感じ。


店員さんが丼に替玉を入れてくれます。


麺は中太麺と細麺の選択が可能。今回は細麺を頼んでみました。


替玉を入れるとスープが薄くなってしまうので、カウンターにある「ラーメンだれ」を入れます。


塩気が濃くなりすぎないように、味見をしながらちょっとずつたれを入れるのがオススメ。


細麺は博多で良く使われるような低加水の細麺。スープとの絡みはいいものの、ややスープに麺が負けてしまっている印象。麺の太さや食感は好みによる部分が大きいですが、中太麺のほうがスープと相性が良いように思えました。


さらに卓上のにんにく醤油を入れてみます。


にんにく醤油も入れすぎると味が変わるので、ちょっとずつ入れます。


ニンニクのパンチの効いた味と豚骨の旨味がマッチ。強い味同士がぶつかり合いますが、お互いの良さを引き立てあっています。辛いラーメンが好きな人は激辛高菜、より九州っぽい味にしたい人は紅生姜を入れたりするのもオススメ。


今回カップラーメンとお店のとんこつラーメンを比べた感想としては、ドロドロしたお店のラーメンをカップ麺で表現するのは難しく、その味や旨味が出せないが故に、カップラーメンではコクを植物性の油で補っているように感じられました。お店で食べるラーメンは税込700円、カップラーメンは税込199円とそれぞれ価格に見合った味がする作りになっているので、食べ比べてみても面白いかも。

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in 試食, Posted by darkhorse_log

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