HONDAの携帯型ガスパワー発電機「enepo(エネポ)」のカタログ、オサレすぎてとんでもないことに
東日本大震災の影響で福島第一原発で事故が起きるなどした結果、電力供給が逼迫していますが、HONDAが昨年からカセットこんろのガスボンベを使って発電できる携帯型ガスパワー発電機「enepo(エネポ)」を販売中です。
公式サイトでは「enepo」のカタログが公開されていますが、「携帯できる」という利便性を訴求するためか、「外出先でホットサンドを焼ける」「街中でもヘアアイロンを使える」「外でもコーヒーサイフォンで入れたてのコーヒーを飲める」といった、とんでもない使用方法をまるでファッション誌のようなオサレっぷりで紹介しています。
詳細は以下から。
これがガスパワー発電機「enepo」のオンラインカタログ。
「特集 私が歩けば、そこはパリ♪ エネポとでかける わがまま生活 enepo lady in Tokyo」「enepoわがままコーディネート」「教えてenepoのヒ・ミ・ツ」など、まるでファッション誌のような目次です。
足元にあるのがenepo本体。キャリーバッグのように見えなくもありません。
enepoとお揃いでハイキング。「ウェルカムドリンクはオレンジ♪小鳥、蝶、花、草、空、太陽、みんなが私を祝福している」というフレーズも。
enepoを使えば太陽の下でできたてのホットサンドを楽しむことも可能。コンビニで売られているカセットボンベ2つで発電できるとのこと。
ファッションにも大活躍のenepo。「いつどんな時も、ファッション命な私。でも、強風に吹かれたら、せっかくのヘアスタイルも台なし。これじゃ街を歩けない?いいえ、エネポがあるから大丈夫。ヘアアイロンをつなげれば、ほら、パーフェクトな私に元どおり!」……だそうです。
「パーフェクトって私のためにある言葉♡どんなに髪が乱れても、オシャレ心は乱れない」
折りたたみ式ハンドルを搭載するなど、片手で持ち運びやすいのもenepoの魅力。
コーヒーサイフォンとenepoを接続すれば、入れたてのコーヒーを楽しむことも。「私には、外はぜ~んぶオープンカフェ♡飲みたい時にすぐに飲むって当然じゃないかしら」ということですが、コーヒーサイフォンと水、そして豆を持ち歩く労力は……。
コーディネート。プロジェクターとゲーム機、冷蔵庫と扇風機など、さまざまなアイテムをenepoと組み合わせることで、活用の幅が広がります。
もちろん機材の組み合わせ次第では外出先でカラオケを楽しむことも可能。にぎやかな歌声が青空に響き渡ります。
ちなみにenepoは消費電力900Wの電化製品にまで対応。燃料はカセットこんろ用のカセットボンベ2本で駆動しますが、作動時に発生する一酸化炭素濃度が非常に高いため、室内やテント内、車内、倉庫などの屋内では絶対に使用してはいけません。
カジュアルに持ち歩けることや収納の簡単さ、燃料の取り換え時に手が汚れたりしないことなどがenepoの強みです。
enepoのスペックはこんな感じ。定格出力は900VA、乾燥重量は19.5kg。カセットボンベ2本で最大約2.2時間の発電が可能で、メーカー希望小売価格は税込10万4790円となっています。
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in Posted by darkhorse_log
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