職業別平均睡眠時間、最も短いのは「営業・企画系」の人
人によってベストな睡眠時間には差があって「10時間寝ないと苦しい」という人もいれば、「3時間寝ればなんとかなる」という人もいますが、睡眠時間を記録するサイト・ねむログ登録者の統計データによると、最も平均睡眠時間が短かったのは「営業・企画系」の人だったそうです。
詳細は以下から。
1週間あたりの平均睡眠時間が短いのは【営業・企画系】 | 株式会社ビー・オー・スタジオ | プレスリリース配信「VFリリース」
ねむログを運営する株式会社ビー・オー・スタジオの発表によると、20代~60代の男女4914人に職業別1週間あたりの平均睡眠時間の調査をしたところ、最も短かったのは「営業・企画系」の人で6.17時間だったそうです。
職業別平均睡眠時間
1.専門学校生 7.18時間
2.自営業 7.16時間
3.フリーター 7.12時間
4.主婦 7時間
5.アーティスト 6.97時間
6.大学生・院生 6.96時間
7.販売系 6.93時間
8.その他 6.79時間
9.クリエーター系 6.72時間
10.サービス業 6.57時間
11.事務系 6.53時間
12.技術系 6.45時間
13.公務員 6.42時間
14.教員 6.38時間
15.IT関係 6.26時間
16.役員・管理職 6.23時間
17.専門職 6.21時間
18.営業・企画系 6.17時間
本当に睡眠時間が足りないという人は調査に答えている余裕はないと思われるので、どれぐらい実際の睡眠時間が反映されているかはわかりませんが、最も平均睡眠時間が長かったのは専門学校生という結果でした。仕事をしている人では自営業の人が7.16時間と最も平均睡眠時間が長く、主婦や大学生・院生よりも上にランキングされています。
また、年代別の調査で見ると1週間あたりの平均睡眠時間が最も短いのは50代となっています。
1週間あたりの平均睡眠時間が短いのは【50代】 | 株式会社ビー・オー・スタジオ | プレスリリース配信「VFリリース」
年代別平均睡眠時間
1.10代 7.15時間
2.60代 6.97時間
3.20代 6.8時間
4.未来人 6.53時間
5.30代 6.46時間
6.10代未満 6.38時間
7.40代 6.29時間
8.50代 6.09時間
生年月日を未来の日付で入力している未来人もデータに出てきていますが、年代別で最も平均睡眠時間が長いのは10代で唯一7時間を超える平均睡眠時間となっています。
ウォルト・ディズニー・ジャパンの調査によると、世界17カ国でも日本は最も平均睡眠時間が少ないそうですが、厚生労働省の出している平成15年に出した「健康づくりのための睡眠指針検討会報告書」では年齢を重ねると睡眠時間は短くなるのが普通で、快適な睡眠を確保するための睡眠時間は個人差があるため、無理に長時間眠ろうとすると睡眠の質を低下させることがあるとしています。厚生労働省のe-ヘルスネットでは快眠のためのポイントがいくつか挙げられているので睡眠の質が気になる人は参考にしてみてください。
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