ハードウェア

最高速度は毎秒700MB以上、超高速転送と1TBの大容量を実現したSSD「Z DRIVE」が登場


以前GIGAZINEで512GBのSSDが登場したことをお伝えしましたが、ついに1TBの大容量を実現したSSDが登場しました。

大容量なだけでなく、最大読み込み速度が毎秒700MBを上回るという驚異的な転送速度を実現したとんでもないモデルとなっています。

詳細は以下の通り。
TechConnect Magazine - OCZ demos 1TB PCIe x8 solid state drive at CeBIT

この記事によると、現在ドイツのハノーバーで開催中の「CeBIT 2009」でOCZ社の「Z DRIVE」というSSDが展示されているそうです。


「Z DRIVE」は接続インターフェースにPCI-Express x8を採用しており、4つの256GBモデルのSSDを搭載することで1TBの大容量を実現しているほか、RAID 0を利用することで毎秒500MB~600MB以上の読み書き速度を実現しているとのこと。なお、採用されているフラッシュメモリはMLCとなっています。

これが「Z DRIVE」本体です。


PCI-Express接続したところ。かなり巨大なのでは…。


CPUにIntelのCore i7 965プロセッサとマザーボードにAsusのP6Tを用いて「Z DRIVE」のベンチマークを行った結果。最小読み込み速度は毎秒654.3MB、最大読み込み速度は毎秒712.0MBとなっています。


ちなみに気になる価格ですが、256GBのSSDを4つ用いるため、1500ドル(約14万7000円)になるとみられているようです。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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