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HDDを超える容量、ついに東芝が512GBモデルの爆速なSSDを発売へ


東芝が本日、世界最高容量となる512GBのノートパソコン向けSSDを発表しました。

転送速度でHDDを圧倒しているだけでなく、現在市販されているノートパソコン向けHDDの最大容量を上回るものとなっています。

詳細は以下の通り。
東芝:ニュースリリース (2008-12-18):業界最大級の512ギガバイトSSDの製品化について

このリリースによると、東芝が素子当たりの容量を高めた「多値NAND型」のフラッシュメモリを採用した512GBのノートパソコン向け2.5インチSSDを開発したそうです。


製造には43nmプロセスが用いられており、従来製品の2倍にあたる記録容量を実現しているほか、今回新たに開発したコントローラにより、多値NANDを高速で並列動作させることによって、従来製品に比べてデータ処理速度を2倍以上高速化させたとのこと。

転送速度は読み込みが毎秒最大240MB、書き込みが毎秒最大200MBで、インターフェースはシリアルATA-IIを採用。また、2.5インチモデルのほかに1.8インチモデル、3mm厚の小型モジュールモデルがラインナップされており、いずれも最大容量は256GBとなっています。なお、気になる量産時期は2009年第2四半期を予定。

ちなみに今回登場した512GBのSSDは、現在市販されているノートパソコン向けHDDの最大容量である500GBを上回るものとなっており、転送速度だけでなく、記録容量においてもSSDがHDDを上回ったことになります。

32GBモデルのSSDが1万円にまで値下がりしていますが、はたして価格はどうなるのでしょうか…。

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in メモ,   ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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