Blueskyのアクティブユーザー数が月間で前年比27%減・デイリーは26%減と大きく減少、ピーク時からは半減

Blueskyのモバイルアプリの月間アクティブユーザー数が、2026年6月時点で前年比27.2%減、デイリーアクティブユーザーが7月時点で前年比25.6%減と大幅に減少していることが報告されています。2024年後半のピーク時からは月間アクティブユーザー数が半減しています。
Bluesky’s active user base is shrinking as its focus expands beyond the app | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/08/11/blueskys-active-user-base-is-shrinking-as-its-focus-expands-beyond-the-app/
Bluesky CEO Toni Schneider wants to grow the platform and the protocol | The Verge
https://www.theverge.com/podcast/974387/bluesky-toni-schneider-interview-ai-atproto-atmosphere
Blueskyは2023年に招待制でのサービスを開始し、2024年に招待制を廃止して誰でも利用可能となったSNSです。Blueskyは使用感が旧Twitterに似ていることから「イーロン・マスク氏によるTwitter買収に不安を覚えるユーザー」の移行先として注目集め、公開から2年で550万ユーザー規模へと成長しました。
公開から2年で550万ユーザー規模へと成長したBlueskyはどのようにして構築されてきたのか? - GIGAZINE

さらに、ブラジルでXが禁止された際や、イギリスにおける事件でマスク氏が物議を醸す発言をした際など、Xへの不満が高まる度にBlueskyのユーザー数が急増していました。また、Xが2024年11月15日に利用規約を更新して「投稿をAI学習に利用する」ことを明確化した際には、Blueskyは「投稿を自社製AIのトレーニングに利用することはない」と宣言し、一部のライターやアーティスト等がXからBlueskyへの移住を表明する事態も発生しました。このような流れもあり、2024年の1年間でBlueskyユーザー数は289万人から2594万人に爆増しています。
2025年11月1日にはBlueskyのユーザー数が4000万人を突破したことが報じられていました。以下はBlueskyに関する統計情報で、記事作成時点でユーザー数は約4600万人、トータルのポスト数は約31億。

一方で、アクティブユーザーは2024年後半のピーク時から減少し続けていることが報告されています。
デジタルインテリジェンスプロバイダーのSimilarwebが2026年8月に提供したデータによると、Blueskyのモバイルアプリの月間アクティブユーザー数(MAU)は、2026年6月時点で全世界で1040万人となり、前年比27.2%減少したそうです。さらに、モバイルのデイリーアクティブユーザー数(DAU)も引き続き減少しており、7月には前年比25.6%減の約300万人となりました。
さらに、2026年第2四半期には平均のMAUが1070万人まで減少しています。ピーク時の2024年第4四半期のMAUは約2210万人だったことから、約52%の減少と半減していることが示されました。
これらの減少は、Bluesky全体の登録ユーザー数が増加している一方で、定期的にアプリを利用するユーザーは減少していることを示しています。また、Xに対する不満からBlueskyに登録した人の中には、長期的に利用し続けている人が多くないことも示唆しています。一方で、Blueskyの2026年6月の定着率(DAUとMAUの比率)は約29%でThreadsとほぼ同じ水準であったことから、Blueskyを継続的に利用しているユーザーが一定数存在することも分かります。
Similarwebのデータによると、Xも2026年6月にMAUが前年比約3%減少しており、7月のDAUは7%減の1億2370万人となっています。一方でThreadsのMAUは前年比21.3%増加しており、ウェブサイトへの訪問者数も前年比112%増の4億7160万人に達しています。このThreadsのユーザー数増加が、XやBlueskyから移ってきたユーザーによるものか、新規のSNSユーザーなのかは不明です。

また、以下はMastodonの公式統計APIによる統計データ。MastodonもXの代替SNSとして注目され、ユーザー数は増加し続けている一方で、アクティブユーザーは減少傾向にあります。

Blueskyは2026年3月にジェイ・グレイバー氏がCEOを退任し、新たにAutomatticの元CEOでありTrue Venturesのパートナーでもあるトニ・シュナイダー氏が暫定CEOとしてチームに加わりました。その後正式にCEOに就任したシュナイダー氏は、The Vergeのポッドキャスト「Decoder」でBlueskyの今後について語っています。
Bluesky’s new CEO wants a big tent, not a bubble | Decoder - YouTube

シュナイダー氏はBlueskyについて「広告もアルゴリズムもないより優れたSNS」であり、同時に「『AT Protocol』というオープンプロトコル上に構築された1000を超えるアプリの1つ」という要素から成り立っていると語りました。Blueskyの核心は、このオープンプロトコルが拡張性を持ち、他の開発者を引きつけ、相互運用性と連携性を備えた多数のアプリやソーシャルエクスペリエンスを構築できることを示すことであり、それこそがBlueskyチームの考えるソーシャルメディアの未来の姿であるとのこと。
その上で、アクティブユーザーが減少していることには直接言及していませんが、シュナイダー氏は「プロトコルの関係上、デフォルトでオープンな状態になっています。たとえそうしたくても、ユーザーをBlueskyに留めておくことはできません。私たちは、ユーザーが他のアプリを開発したり、様々なことを試したりすることを望んでいます」と述べています。また、Xではリンク付き投稿の表示優先度が下がる傾向にありますが、シュナイダー氏は「Blueskyからパブリッシャーに1日200万クリックを送っている」と述べ、Blueskyを多様な情報への入口としてアピールしています。
シュナイダー氏は今後のBlueskyの動向として「何かを止めて別の方向に方向転換するようなことはしません。ただ、一部のユーザーが既にやっていることを、さらに増やすだけです。現在のBlueskyアプリは変更されません。公開部分は人気があり、成長を続けています。ですから、それをいじるつもりはありません」と語っています。
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in ソフトウェア, ネットサービス, Posted by log1e_dh
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