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スポーツ諮問グループがPolymarketにおけるワールドカップ関連の不正操作の可能性を指摘


スポーツ競技における不正操作(八百長など)の可能性を監視する独立機関であるThe Group of Copenhagenが、アメリカ・カナダ・メキシコの3カ国で開催されたFIFAワールドカップ2026における賭博やギャンブルに関する不正行為について調査を実施しました。

Bilan de la surveillance par le Groupe de Copenhague de l’intégrité de la Coupe du monde de la FIFA - Sport
https://www.coe.int/fr/web/sport/-/review-of-the-group-of-copenhagen-s-integrity-monitoring-of-the-fifa-world-cup


FIFA, global advisory body clash over potential betting irregularities at World Cup - The Athletic
https://www.nytimes.com/athletic/7463768/2026/07/23/world-cup-betting-irregularities-fifa/

Potential World Cup manipulation on Polymarket flagged by sports advisory group | Mashable
https://mashable.com/tech/world-cup-manipulation-report-polymarket-prediction-market

The Group of Copenhagenは、FIFAワールドカップ2026で開催された全104試合で不正操作等が行われなかったかを調査しました。調査結果をまとめたレポートは記事作成時点では公表されていませんが、国際機関の欧州評議会がレポートの要約を発表しています。

The Group of Copenhagenは、FIFAワールドカップ2026では大会に参加するチームの数が史上初の48チームに増え、試合の総数は104試合に増えました。この大会規模の拡大に伴い、The Group of Copenhagenは「不正操作のリスクを監視するために体制強化が必要だった」と説明しています。


The Group of Copenhagenは調査手法のOSINTSOCMINTを活用し、賭博市場におけるオッズの変動などをモニタリング。他にも、過去のスポーツ関連の八百長に関与した疑いのある人物を追跡するなどして、不正操作がなかったかを監視したそうです。

The Group of Copenhagenは全104試合を監視し、中でもグループリーグの最終節に行われた15試合が「監視強化対象となった」と指摘ました。同団体は緑(通常)、黄(やや警戒レベル上昇)、オレンジ(警戒レベル上昇)、赤(最高警戒レベル)の4つのカテゴリに基づいて事象を分類しますが、今回は7件の「黄」通知が出されたそうです。そのうちの4件が、The Athleticが「レポートの内容を把握している関係筋」から入手した情報により明らかになっています。

・南アフリカ代表のテンバ・ズワネ選手は、大会初戦のメキシコ代表戦の84分にレッドカードを提示された。
・アメリカの仮想通貨ベースの予測市場であるPolymarketは、グループリーグの試合でスペイン代表がカーボベルデ代表に勝利しないという賭けで、480万ドル(約7億8500万円)の収益を得た。
・スペイン代表がサウジアラビア代表に4対0で勝利した試合で、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)チームがフェラン・トーレス選手のゴールを取り消すまで3分半の遅延があった。


この他、情報筋によるとレポート上では7月2日にPolymarket上で開設された「フォラリン・バログン選手はベルギー代表戦に出場するか?」という賭け市場についても取り上げられているそうです。なお、この賭け市場が開設されたのは、バログン選手が決勝トーナメント一回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ代表戦でレッドカードを受けた日です。

その後、国際サッカー連盟(FIFA)の規律委員会は、バログン選手の出場停止処分を一時停止とすることで、同選手がベルギー代表戦に出場可能になったと発表していますが、この発表が行われたのは7月5日のことでした。

これについてThe Group of Copenhagenは「大会中にレッドカードを受けた他の14人の選手については、出場停止処分が一時停止されておらず、Polymarketで市場が開かれることもありませんでした」と指摘しました。


The Group of Copenhagenはこのバログン選手のレッドカード事件について、FIFAに書面による説明を求める公式要請を送付済み。一方、FIFAはFIFAインテグリティ・タスクフォースの「試合操作や疑わしい賭け活動は確認されなかった」という見解を支持すると表明しました。今回、The Group of CopenhagenはFIFAインテグリティ・タスクフォースと連携して調査を行いましたが、FIFAインテグリティ・タスクフォースは異なる見解を示したことになります。

なお、FIFAワールドカップ2026の開催期間中、KalshiやPolymarketといった予測市場の取引額が急増していることが報告されています。

FIFAワールドカップ2026の開催で予測市場・KalshiやPolymarketの取引額が急増し過去最高を記録 - GIGAZINE

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in ネットサービス, Posted by logu_ii

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