TikTok禁止の影響によりDuolingoで中国語を学ぶユーザー数が前年同期比で216%増加
アメリカでは2024年4月に、TikTokの親会社であるByteDanceに対してTikTokの売却を命じる「TikTok禁止法」が可決され、2025年1月19日までにTikTokを売却しなければ、アプリが利用不能になります。期限が間近に迫る中で、アメリカのユーザーの多くが「小红书(RedNote)」と呼ばれる別の中国製アプリに乗り換えており、これに伴い語学アプリのDuolingoで中国語を学ぶユーザーの数が前年同期比216%増加していることが報告されています。
Duolingo sees 216% spike in US users learning Chinese amid TikTok ban and move to RedNote | TechCrunch
https://techcrunch.com/2025/01/15/duolingo-sees-216-spike-in-u-s-users-learning-chinese-amid-tiktok-ban-and-move-to-rednote/
2025年1月19日にTikTok禁止法が施行されると、アプリストアから新しくアプリをダウンロードしたり、アップデートを受け取ったりすることはできなくなり、最終的にアプリは利用できなくなるとみられています。
TikTokのタイムリミット「2025年1月19日」が到来したら何が起きるのか? - GIGAZINE
そんなTikTok禁止法の施行が迫る中で、一部のアメリカのTikTokユーザーは他のソーシャルメディアアプリへの移行を進めており、その1つの候補として挙げられているのがRedNoteです。RedNoteはTikTokと同様の縦型短編動画の投稿機能を備えていることが特徴です。海外メディアのBBCによると、RedNoteは中国都市部在住の若い女性ユーザーを中心に人気を集めており、月間ユーザー数は約3億人とのこと。
2025年1月14日時点でアメリカのApp Storeランキングでは、無料アプリ部門でRedNoteが1位に輝いていることも報告されています。
Just so the journalists, lawyers, politicians, and olds know what’s happening on TikTok, users in a revolt are migrating to RedNote, a Chinese based social media app. It would behoove you to maybe pay attention since your lack of attention/care has led us here. #tiktok pic.twitter.com/bu1j4IlMjW
— Causey (@CauseyCan) January 13, 2025
しかし、記事作成時点でRedNoteのデフォルト言語は北京語に設定されています。そのため、RedNoteを利用する目的で、多くのアメリカ人ユーザーがDuolingoで中国語の学習を始めた模様。Duolingoは、前年同期と比較してアメリカにおける中国語の新規学習者の数は約216%増加していることを報告しています。
Learning Mandarin out of spite? You're not alone.
— Duolingo (@duolingo) January 15, 2025
We’ve seen a ~216% growth in new Chinese (Mandarin) learners in the US compared to this time last year. https://t.co/9hzwBxfTgD pic.twitter.com/qWM9f5oFYA
また、TikTok上でDuolingoは「覚えておくと良いフレーズ」としてRedNoteに移行するユーザーに向けて、頻繁に使用する可能性のある英語のフレーズの中国語訳を紹介しています。
そのほかDuolingoは中国語学習のコツを自社ブログで解説しています。
In case you were stuck... https://t.co/RAqOgMLapn
— Duolingo (@duolingo) January 14, 2025
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in ネットサービス, Posted by log1r_ut
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