レビュー

充電ケースにタッチバーを搭載し調整可能&超強力なノイズキャンセリング機能を備えたAnkerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 4 Pro」使用レビュー

机の上に置かれたAnkerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proの画像


Ankerからアクティブノイズキャンセリング機能や外音取り込み機能などを搭載した完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 4 Pro」が2024年10月3日(木)から販売されています。Soundcore Liberty 4 Proは「ウルトラノイズキャンセリング 3.5」を搭載しており、「シリーズ最高レベルのノイズキャンセリング」をうたっています。そんなSoundcore Liberty 4 Proを実際に使う機会を得られたので、外観や使い心地をチェックしてみました。

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Soundcore Liberty 4 Pro | ワイヤレスイヤホンの製品情報 – Anker Japan 公式オンラインストア
https://www.ankerjapan.com/products/a3954

Soundcore Liberty 4 Proのパッケージはこんな感じ。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proのパッケージ


箱の中にはSoundcore Liberty 4 Pro本体と充電用のUSB Type-A to USB Type-Cケーブル、説明書類、イヤーチップが入っていました。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proの箱の中にはイヤホン本体・充電ケーブル・説明書類・交換用イヤーピースが入っている


イヤーチップのサイズはXXS、XS、S、M、L、XLの6種類で、Mサイズのイヤーチップははじめからイヤホン本体に装着されています。

イヤーチップのサイズはXXS、XS、S、M、L、XLの6種類。Mサイズのイヤーチップははじめからイヤホン本体に装着されている


Soundcore Liberty 4 Proの充電用ケースの見た目はこんな感じ。大きさは幅65mm×奥行き62mm×高さ30mmです。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proの充電用ケース前面の画像 Soundcoreのロゴマークが入っている


ケース天面には充電用のUSB Type-Cポートが搭載されています。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Pro充電ケースの天面にはUSB Type-Cポート


ケース底面にはタッチバー。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proの充電ケース底面のタッチバー


裏面と側面には何も搭載されていませんでした。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Pro充電ケース裏面には何もない


フタをスライドして開けると、イヤホンが収納されていました。ケースには独立したバッテリーが搭載されており、Soundcore Liberty 4 Pro本体を収納することで充電が行われます。イヤホン本体のみの場合、音楽再生時約10時間の使用が可能ですが、ケースを用いて充電することで約40時間の充電が可能です。また、ワイヤレス充電にも対応しています。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proの充電用ケースをオープン、ディスプレイが点灯


フタの内側には各種認証マークが記されています。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Pro充電用ケースのフタの裏側には各種認証マーク


イヤホンの大きさは幅33mm×奥行き19mm×高さ22mmで、ステム部分にはSoundcoreのロゴとマイク、感圧センサー、スワイプセンサーが配置されています。なお、イヤホン本体はIP55の防じん・防水規格に対応。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proのイヤホン本体


イヤホン片耳の重量は実測6g。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Pro片耳の重量は約6g


充電ケース込みの重量は実測62gです。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proケース込みの重量は約62g


さっそくSoundcore Liberty 4 Proとデバイスのペアリングを行います。ペアリング方法はケースにイヤホンを収納した状態でケースを開くだけ。ケースを開くと、両方のイヤホンの電源が自動的にオンになり、ケース内部のスクリーンにペアリング中であることを示すマークが表示されます。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proのペアリング中はケースのディスプレイのBluetoothマークが点滅


スマートフォンからの操作手順は以下の通り。まず、Bluetoothの設定画面を開き、接続候補一覧から「Soundcore Liberty 4 Pro」を選択し、タップします。なお、Liberty 4 Proはマルチポイント接続にも対応しており、最大2台のデバイスと同時に接続することが可能です。

iPhoneでのBluetooth機器の接続


「自分のデバイス」の欄にSoundcore Liberty 4 Proが表示されたらペアリングは完了です。

iPhoneを使ったBluetooth機器とのペアリングが完了


Soundcore Liberty 4 Proを装着してみるとこんな感じ。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proを右耳に装着


電源を切る際にはイヤホンをケースに収納し、フタを閉めればOK。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proを収納


Soundcore Liberty 4 Proの操作は左右イヤホンのステム部分の感圧センサーやスワイプセンサーを使って行います。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proのステム部分をつまんで操作


デフォルト状態での各種操作方法がこんな感じ。

 両耳使用時片耳使用時
音楽再生/一時停止1回つまむ(左・右)1回つまむ
次へ2回つまむ(右)2回つまむ
戻る2回つまむ(左)
通話着信に応答する1回つまむ(左・右)1回つまむ
通話を終了/着信を拒否2秒間長押し(左・右)2秒間長押し
モード切替ノイズキャンセリング/外音取り込み/標準の切り替え2秒間長押し(左・右)2秒間長押し
スワイプセンサー音量を上げる上にスライド(左・右)上にスライド
音量を下げる下にスライド(左・右)下にスライド


また、Soundcore Liberty 4 NCは管理アプリ「soundcore」と接続することでノイズキャンセリングの強度を設定したり、ユーザーの聞こえ方を測定して聞こえやすい設定に変更したりできます。soundcoreのインストール&初期設定手順は、以下の記事の「◆3:管理アプリ「soundcore」のインストール手順」の部分を参考にしてください。

1万円台前半でノイズキャンセリングも外音取り込みも可能なAnkerのワイヤレスヘッドホン「Soundcore Space Q45」を使ってみたよレビュー - GIGAZINE


SoundcoreアプリでのSoundcore Liberty 4 Proの管理画面はこんな感じ。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 ProのSoundcoreアプリの管理画面


画面中央の「ANC」バーをスライドすると、1~10の10段階でノイズキャンセリングや外音取り込みの強度を調整することが可能。デフォルトでは「5」の「標準」に設定されており、ノイズキャンセリングも外音取り込みも行われない状態です。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proで使えるノイズキャンセリング・外音取り込みモード


「標準」よりも右にバーをスライドすると、ノイズキャンセリングの強度を高めることができます。設定は6~10の5段階。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proのノイズキャンセリング強度を強める


一方、「標準」から左に向けてバーをスライドすると外音取り込みの強度を高めることが可能。こちらも設定は1~5の5段階です。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proのノイズキャンセリング強度を弱めて外音取り込みモードへ


また、飛行機モードをタップすると、イヤホン内部の気圧センサーが起動し、現在の気圧に合わせたノイズキャンセリングの強度に調整してくれます。なお、飛行機モードは「自動で調整」「手動で調整」の2種類から選択が可能です。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proの気圧センサーを使う飛行機モードに切り替え


「風切り音の低減」のスイッチをオンにすると、風によるノイズ干渉を軽減することができます。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proで風切り音を除去するための設定


そのほか、自分の音の好みに合わせてサウンドを設定することも可能。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proの音質の調整画面


さらに、Soundcore Liberty 4 Proの各種操作を変更することもできます。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proの操作方法の変更画面


また、Soundcoreアプリの機能の一部はケースのタッチバーを操作することでも実行可能。以下の動画ではケースを開け、タッチバーを操作して外音取り込みやノイズキャンセリングの切り替え、ノイズキャンセリングの強度調整などを行っています。

Ankerの完全ワイヤレスイヤホン「Soundcore Liberty 4 Pro」の充電ケースに搭載されたタッチバーを操作して各種設定を行う様子 - YouTube


タッチバーで行える操作をSoundcoreアプリから設定することも可能。まずはアプリ内管理画面右上の歯車マークをタップ。

Soundcoreアプリの設定画面・歯車マークをタップする様子


「充電ケースの設定」をタップ。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Pro設定画面で「充電ケースの設定」をタップ


スクリーン上で操作できる項目や充電ケースに表示される言語を設定することが可能です。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Pro充電用ケースの各種設定画面


実際にSoundcore Liberty 4 Proで音楽を聞いてみると、音質は低音寄りのバランスの取れたクリアな音質です。ノイズキャンセリングをオンにすると、他人の声や物音、エアコンの駆動音などがかなり軽減されます。また、外音取り込みモードは他人の足音や話し声がはっきりと聞こえ、使用中に話しかけられたとしても全く問題なく応対ができるレベルです。

Ankerのワイヤレスイヤホン・Soundcore Liberty 4 Proを左耳に装着


「Soundcore Liberty 4 Pro」は2024年10月3日(木)からAnkerの公式サイトやAmazon.co.jp、家電量販店などで販売されており、価格は税込1万9990円です。

Amazon.co.jp: Anker Soundcore Liberty 4 Pro(Bluetooth 5.3)【カナル型完全ワイヤレスイヤホン/ウルトラノイズキャンセリング 3.5 / A.C.A.A 4.0 / ハイレゾ/感圧 & スワイプセンサー搭載/PSE技術基準適合】ミッドナイトブラック : 家電&カメラ


また、「Soundcore Liberty 4 Pro」は以下のプレゼント記事からもゲットできます。

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in レビュー,   ハードウェア,   動画, Posted by log1r_ut

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