レビュー

睡眠導入BGMの再生や睡眠時モニタリング機能などを搭載したAnkerの睡眠特化ワイヤレスイヤホン「Soundcore Sleep A20」を使ってみた


2024年7月9日にAnkerから登場した完全ワイヤレスイヤホンの「Soundcore Sleep A20」は、通常のワイヤレスイヤホンとして使えるだけでなく、雨音やたき火の音といった睡眠導入BGMを再生したり、ユーザーの睡眠状況を記録することができる睡眠に特化したイヤホンです。Soundcore Sleep A20は良好な着け心地とコンパクトさで睡眠時にも快適に使用できるとのこと。そんなSoundcore Sleep A20を実際に使う機会を得られたので、外観や使い心地を徹底的にチェックしてみました。

Soundcore Sleep A20 | 完全ワイヤレスイヤホンの製品情報 – Anker Japan 公式オンラインストア
https://www.ankerjapan.com/products/a6611

Soundcore Sleep A20のパッケージはこんな感じ。


箱の中には、Soundcore Sleep A20本体と交換用のイヤーウィングやイヤーチップ、充電用のUSB Type-Cケーブル、説明書類が入っていました。


イヤーウィングのサイズはS、M、Lの3種類で、Mサイズのイヤーウィングがはじめからイヤホン本体に装着されています。また、イヤーチップにはノイズを軽減できる「密閉型イヤーチップ」と「通気型イヤーチップ」の2種類があり、イヤホン本体には密閉型イヤーチップのMサイズが装着されています。


Soundcore Sleep A20の充電用ケースの見た目はこんな感じ。大きさは幅6.6×奥行き6.6×厚さ2.9cmです。


ケースの前面にはバッテリー残量などを示すLEDインジケーターが搭載されています。


背面には充電用のUSB Type-Cポートとリセットボタン。


裏面には何もありません。


天面のフタをスライドさせると、イヤホンが収納されていました。ケースには独立したバッテリーが搭載されており、Soundcore Sleep A20本体を収納することで充電が行われます。本体のみの場合、音楽再生時は最大約14時間の使用が可能ですが、ケースを用いて充電すると最大約80時間の使用が可能です。


フタの裏側には、各種認証マークが記載されています。


ケース内部には「Please remove before use(使う前に剥がしてください)」と記されたシートが付いているので、指示に従ってシートを剥がします。


イヤホンの見た目はこんな感じ。


充電端子は底面にあります。


イヤホンの片耳のサイズは実測で幅2.3×奥行き1.7×厚さ1.7cmです。


イヤホン片耳の重量は実測3g。


充電ケース込みの重量は実測52gです。


さっそくSoundcore Sleep A20とデバイスのペアリングを行います。ペアリング方法はケースにイヤホンを入れた状態でケースを開くだけ。ケースを開くと、両方の電源が自動的にオンになり、ケース底面のLEDインジケーターが白く点滅します。


スマートフォンからの操作手順は以下の通り。まず、Bluetoothの設定画面を開き、接続候補一覧から「Soundcore Sleep A20」を選択し、タップします。


「自分のデバイス」の欄にSoundcore Sleep A20が表示されたらペアリングは完了です。


Soundcore Sleep A20を装着してみた様子がこんな感じ。耳たぶからイヤホンが飛び出さないため、装着した状態で横になったとしても快適に過ごすことができます。


Soundcore Sleep A20の操作は左右イヤホンのタッチセンサーをタップすることで行います。


デフォルトでの各種操作方法はこんな感じ。

 
2回タップモードの切り替え再生/一時停止
3回タップ音量ダウン音量アップ


また、Soundcore Sleep A20は管理アプリ「soundcore」と接続することで設定の変更やモード変更などが可能です。soundcoreのインストール&初期設定手順は、以下の記事の「管理アプリ『soundcore』のインストール手順」の部分を参考にしてください。

1万円台前半でノイズキャンセリングも外音取り込みも可能なAnkerのワイヤレスヘッドホン「Soundcore Space Q45」を使ってみたよレビュー - GIGAZINE


Soundcore Sleep A20をスマートフォンに接続した状態でsoundcoreアプリを開くと、すぐに「機器が検出されました」と表示されました。「接続」をタップします。


Soundcore Sleep A20の管理画面はこんな感じ。


Soundcore Sleep A20はもちろんBluetoothイヤホンとして音楽などを聴くことも可能ですが、睡眠の質を向上させてくれる機能も搭載しています。「サウンド」をタップすると、使用したい睡眠導入BGM(睡眠サウンド)を設定できます。デフォルトでは「Rain」と「Misty Railway」の2種類が登録されていました。


上部の「サウンド」をタップすると、新しい睡眠サウンドを追加できます。お気に入りのサウンドが決まったら、右下のダウンロードボタンをタップ。


「転送」をタップ。


イヤホン本体への転送には数十秒かかります。


転送が完了したら「確認しました」をタップ。


これで睡眠サウンドのライブラリーに選択したサウンドが追加されました。


睡眠サウンドの選択画面で「カスタム」をタップすると、「キャンプファイヤー」「宇宙船」「グリーンノイズ」などの効果音の中から最大3つまで選択して、好みの睡眠サウンドを作り出すことも可能です。


Soundcore Sleep A20を装着して眠りにつく際には、管理画面上部の「睡眠モード」ボタンをタップします。初回起動時には睡眠モードについての説明が表示されるので「確認しました」をタップ。


就寝時刻になるとスマートフォンに通知してくれる機能や、イヤホンからアラームが鳴る時刻も設定することが可能です。


睡眠データを確認したい場合は、右下の「睡眠データ」をタップ。


日付を選択すると、その日の睡眠時間や眠りの質を表示してくれます。


Anker「Soundcore Sleep A20」は2024年7月9日(火)からAnkerの公式サイトやAmazon.co.jp、家電量販店などで販売されており、価格は税込1万6990円です。

Amazon.co.jp: Anker Soundcore Sleep A20 (ワイヤレスイヤホン Bluetooth 5.3)【完全ワイヤレスイヤホン / IPX4防水規格 / 最大55時間音楽再生 / 専用アプリ対応/睡眠時モニタリング/コンパクト/軽量設計/PSE技術基準適合】サンドベージュ : 家電&カメラ

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1r_ut

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