2024年09月05日 22時00分試食

松茸やウニの味わいを再現してカップヌードルなのにごちそうな「特上カップヌードル」シリーズ全4種を食べてみた

「カップヌードル」のワンランク上のスープと具材を味わえる「特上カップヌードル」シリーズ全4種が、日清食品から2024年9月2日(月)に登場しました。トリュフや完熟トマトが使われているほか、松茸やウニといった高級食材の食感や風味を再現した具材も入っており、カップヌードルなのにもはや「ごちそう」といえるカップ麺に仕上がっているとのことで、どんな味になっているのか全4種を食べて確かめてみました。

「特上カップヌードル」シリーズ4品 (9月2日発売) | 日清食品グループ
https://www.nissin.com/jp/news/12731

9月2日に登場した「特上カップヌードル」のラインナップは、左から「特上カップヌードル(ノーマル)」「特上カップヌードルカレー」「特上カップヌードルシーフードヌードル」「特上カップヌードルチリトマトヌードル」の全4種。いずれも金色が基調の高級感あふれるパッケージです。

まずはノーマルの「特上カップヌードル」を食べてみます。

通常のカップヌードルとは違い、「特上カップヌードル」のフタの上には特製オイルの小袋が貼り付けられています。ノーマルの「特上カップヌードル」の場合は「特製松茸風味オイル」です。

具材には松茸の食感や風味を再現した「ほぼ松茸」が入っているとのこと。なお、「ほぼ松茸」の正体は味付エリンギです。

原材料名を見ると、スープには豚脂・粉末しょうゆ・香辛料・魚粉・こんぶ粉末・しいたけ調味料・ポーク調味料・メンマパウダーなどが使われています。かやくは味付豚ミンチ・味付卵・味付えび・味付エリンギ・ねぎとなっています。

カロリーは1食あたり352kcal。

フタを開けると、かやくがたっぷり入っていました。

内側の線までお湯を注ぎ、オイルの小袋をフタの上で温めながら3分間待ちます。

3分経過したら特製オイルを入れて、よく混ぜたら完成です。

スープは和風のだしが効いた上品な味わいで、松茸の風味がしっかりと感じられます。

気になっていた「ほぼ松茸」を食べてみると、松茸風味のスープがよく染み込んでおり、程よい歯ごたえが感じられます。同じキノコの中でもどちらかといえば松茸に見た目や食感が似ているエリンギなだけあって、確かに松茸を食べているかのような雰囲気が味わえます。

麺はカップヌードルでおなじみの、適度にスープが絡むつるっとした食感のもの。だしのうま味や松茸の風味が相まって、普段のカップヌードルとはまったく違う上品な味わいが楽しめました。

次は「特上カップヌードルカレー」です。

オイルは「特製トリュフ＆バターオイル」。

具材には「カップヌードルカレー」史上最大サイズだという「大玉・牛謎肉」が入っています。

スープには豚脂・カレー粉・たまねぎ・ポーク調味料・オニオンパウダー・プロセスチーズ・バターオイル・にんじん・トマトパウダー・ナチュラルチーズのほか、トリュフ調味料も使われていました。かやくは味付牛ミンチ・フライドポテト・ねぎ・にんじんです。

カロリーは1食あたり433kcal。

フタを開けると、ゴロッとした「大玉・牛謎肉」が入っているのがわかります。

お湯を注いで3分経過したら特製オイルを入れ、よく混ぜたら完成です。

スープはかなりクリーミーでバターのコクが強く、その中にトリュフの香りも感じられます。それでいてカレーのスパイシーさもある濃厚なスープに仕上がっていました。

具材の「大玉・牛謎肉」は箸で簡単につまめるほどのサイズで、かむとじゅわっとうま味とカレースープがしみ出してきます。

やや太めの麺にはとろみのあるカレースープがしっかりと絡み、濃厚なカレースープのうま味をぜいたくに味わうことができました。

続いて「特上カップヌードルシーフードヌードル」を食べてみます。

オイルは「特製ウニ香るバターオイル」。

ウニの食感や味わいを再現した「ほぼウニ」が具材として入っているとのこと。なお、「ほぼウニ」の正体は、ウニを8.5％配合した魚肉練り製品です。

原材料名を見ると、スープには豚脂・ポーク調味料・うに調味料・クリーミングパウダー・チキン調味料・あさり調味料・紅しょうが・バターオイル・魚醤などが使われています。かやくは魚肉練り製品・キャベツ・いか・ねぎとなっています。

カロリーは1食あたり387kcal。

お湯を入れて3分間待ちます。

3分経過したら特製オイルを入れて、よく混ぜたら完成です。

スープには魚介のうま味とバターのコクがバランスよく溶け込んでおり、これだけでもおいしく飲むことができます。

具材の「ほぼウニ」はふやけて柔らかくなった麩(ふ)のような食感で、確かにウニの味がしっかりと感じられました。

つるっとした麺と魚介のうま味たっぷりのスープは相性ぴったりです。

最後に「特上カップヌードルチリトマトヌードル」を食べてみます。

オイルは「特製ホットチリ風味オイル」。

新具材として、謎肉にハーブが練り込まれた「ローズマリー謎肉」が入っているとのこと。

原材料名を見ると、スープにはトマトパウダー・豚脂・ポーク調味料・野菜調味料・あさり調味料・オニオンパウダー・プロセスチーズ・ナチュラルチーズなどが使用されており、かやくは味付鶏肉・キャベツ・コーン・トマト加工品・いんげんとなっていました。

カロリーは1食あたり378kcalです。

お湯を入れて3分間待ちます。

3分経過したら特製オイルを入れて、よく混ぜたら完成です。

スープをすすってみると、予想以上にホットチリの辛みが強く感じられ、辛いものが苦手な人は食べられないレベル。そこにトマトの程よい酸味やハーブの香り、そしてほのかなチーズの香りが相まってクオリティの高いスープになっていました。

具材のローズマリー謎肉は、かむとローズマリーの香りが口の中いっぱいに感じられ、洋風のスープとの相性が抜群。

滑らかな麺にもスープがよく絡んでいました。

「特上カップヌードル」シリーズは、2024年9月2日(月)から全国の小売店や通販で購入可能で、希望小売価格はいずれも1食あたり税別259円です。なお、記事作成時点ではAmazon.co.jpでも購入可能であり、価格は「特上カップヌードル(ノーマル)」「特上カップヌードルカレー」「特上カップヌードルシーフードヌードル」が20個セットで税込5232円(1個あたり約262円)で、「特上カップヌードルチリトマトヌードル」が20個セットで税込5071円(1個あたり約254円)でした。

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