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ASUSのWindows 11搭載ポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」外観フォトレビュー


SteamなどのPCゲームをいつでもどこでもプレイできる携帯型ゲーミングPC「ROG Ally」の後継機である「ROG Ally X」が2024年7月24日(水)に登場します。ユーザーからのフィードバックを元にした再設計でさらにパフォーマンスが向上したROG Ally Xを一足先に触ることができたので、まずは本体のサイズ感や持ちやすさ、インターフェース周りを徹底的にチェックしてみました。

ROG Ally X (2024) RC72LA | ポータブルゲーム機 | ROG 日本
https://rog.asus.com/jp/gaming-handhelds/rog-ally/rog-ally-x-2024/

ROG Ally Xはこんな感じの箱に入っていました。


さっそく開封します。


最初に内容物を確認してきます。まず、ROG Ally X本体。


充電用のACアダプター。


ほかの付属品は書類が3点。まず、これは取扱説明書です。


保証書。


コールセンターの連絡先が記載された紙。


箱のフタの裏面には簡易なスタンドが収納されています。


簡易スタンドなので、机の上にしっかり置いてプレイするのであれば別売りのアクセサリが欲しいところですが、使わないときなどに立てておくのには便利です。


続いて、本体をチェックしていきます。ボタンの突起を除いた本体のサイズは幅280.6mm×高さ111.3mm×厚み36.9mmです。


本体の左半分には左スティックと方向ボタン、オーディオスピーカーがあります。ジョイスティックは耐久性が前モデルの250万回転から500万回転に向上しているとのこと。また、方向ボタンは8方向に対応しており、方向ボタンを多用するレトロなPCゲームやシミュレーションをプレイする人にはうれしいポイントです。


ディスプレイの横には、Steamクライアント使用時に検索バーを呼び出すときなどに使う「表示ボタン」と、画面の明るさなどの設定ができるコマンドセンターを呼び出す「コマンドセンターボタン」があります。


右側には右スティックと「A・B・X・Y」ボタンとオーディオスピーカーがあります。また、ディスプレイの横にはゲーム中などにメインメニューを開く際に使う「メニューボタン」と、ASUSのゲーミングPC向けシステム設定アプリのArmoury Crateにアクセスする「Armoury Crateボタン」もあります。


「A・B・X・Y」ボタンはオーソドックスなドーム型。角があるボタンだと、長時間ゲームをプレイしているうちに指の腹が痛くなることがありますが、ROG Ally Xの操作ボタンの角は丸くなっています。


左右の持ち手には滑り止め加工が施されています。


天面には左右のトリガーボタンおよびバンパーボタンがあります。また、入出力インターフェースは天面に集約されています。


インターフェースは左から「USB4/DisplayPort 1.4/Power Deliveryコンボポート」、「USB 3.2 Gen 2 Type-C/DisplayPort 1.4/Power Deliveryコンボポート」、バッテリー充電インジケーター、電源インジケーター、音量ボタンです。前モデルと比較すると、ゲーミングノートPC用外付けGPU「ROG XG Mobile」用のコネクタが廃止されて通気孔になった代わりに、1つしかなかったUSB Type-Cポートが2つに増えており、充電しながらUSB接続のアクセサリを使用するといった使い方が可能になりました。


さらに、本体右側寄りにはmicroSDカードスロット、ヘッドセットジャック、電源ボタンが並びます。


電源ボタンはへこんでおり、手探りでも電源を入れやすくなっています。また、この電源ボタンは指紋認証センサーも兼ねています。


背面には通気孔とマクロボタンが左右に1つずつあります。マクロボタンは前モデルより一回り小さくなっており、誤操作しにくくなりました。


底面はこんな感じ。


本体の重さは実測677gです。前モデルより約70g重くなっていますが、バッテリー容量が2倍になったことを踏まえると、重量の増加は最小限に抑えられています。


充電しつつセットアップを進めます。


セットアップの仕方は前モデルと同じです。詳しい手順は以下の記事から読むことができます。

SteamもXboxもこれ1台でどこでも遊べるASUSのWindows 11搭載モバイルゲーミングPC「ROG Ally」セットアップ編 - GIGAZINE


この後掲載される記事では、実際にROG Ally Xでゲームをプレイしてバッテリーの持ち具合や発熱を確認していきます。

ROG Ally Xは2024年7月24日(水)からASUS Storeで購入が可能で、価格は税込13万9800円です。また、Amazon.co.jpでも同額で予約注文できます。

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in レビュー,   ハードウェア,   ゲーム, Posted by log1l_ks

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