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ライブラリ間の依存関係を銀河のように視覚化してくれるサイト「Code Galaxies Visualization」


ライブラリはプログラミングの「よく使用される機能」を切り出してまとめたもので、さまざまなライブラリを活用することで効率的にプログラムを組み上げることが可能です。そんなライブラリも他のライブラリの機能を利用して複雑な依存関係を築いていることが多いもの。「Code Galaxies Visualization」はライブラリ間の依存関係を銀河の形に視覚化してくれるサイトです。

Code Galaxies Visualization
https://anvaka.github.io/pm/


サイトにアクセスするとこんな感じ。パッケージマネージャーごとにライブラリが整理されています。試しに、ウェブアプリのパッケージマネージャー「Bower」をクリック。


たくさんの星が表示されました。右側にカメラの操作方法が記載されており、マウスとキーボードのどちらでも操作可能な模様。


星にカーソルをあわせるとライブラリの名前が表示され、クリックすると左下に「そのライブラリを使用して作成されたライブラリの数」が緑色、「そのライブラリが依存しているライブラリの数」が赤色で表示されます。クリックすると関係のあるライブラリの名前を確認可能。


また、非常に細い線で関係のあるライブラリ同士が接続されています。


カメラを引いてみると、いくつもの星団が表示されました。その中でも2つの点が大きく表示されています。


1つはjqueryで、jqueryに依存しているライブラリの数は5252個とのこと。関係のあるライブラリ群が右側に星団を形成しています。


もう1つはアプリケーションフレームワークのangularでした。こちらは4818個のライブラリに依存されており、同様に星団が形成されています。


中には外部との依存関係を持たず、独自の星系を形成しているライブラリも存在していました。


バグの報告やフィードバックなどはGitHubのリポジトリ上で受け付けているとのことです。

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in レビュー,   ソフトウェア, Posted by log1d_ts

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