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シャツのボタンに隠した超小型カメラ付きAIデバイスでカンニングした学生が逮捕される


シャツのボタンに小型のカメラを隠し、自作のAIデバイスでカンニングを行ったとして、トルコの学生が身柄を拘束されました。学生は大学試験の最中に不審な行動をしているところを発見され、逮捕されたとのことです。

Turkish student arrested for using AI to cheat in university exam | Reuters
https://www.reuters.com/technology/artificial-intelligence/turkish-student-arrested-using-ai-cheat-university-exam-2024-06-11/

Turkish student who used AI software to cheat in a university exam by disguising a camera as a shirt button and hiding a router in their shoe is jailed | Daily Mail Online
https://www.dailymail.co.uk/news/article-13519405/Turkish-student-used-AI-software-cheat-university-exam-disguising-camera-shirt-button-hiding-router-shoe-jailed.html

この事件は、トルコ南西部のウスパルタ県で行われた大学適性試験で起こりました。学生はシャツのボタンに小型のカメラを、さらに靴の中にWi-Fiルーターを仕込んでおり、インターネットを通じてAIソフトウェアにアクセスしたとみられています。

警察官が持っているのは、逮捕された学生が履いていた靴。


中敷きの下にWi-Fiルーターを忍ばせていたとのこと。


自作のデバイスは、Wi-Fiルーターを介してAIソフトウェアに接続するためのもの。


そして、シャツの胸元に隠した小型カメラで、試験の問題を映します。


すると、AIが音声で問題の解法を解説してくれます。学生はこの音声をイヤホンで聞きながら受験をしていたそうです。


学生は裁判までの間、留置場に勾留されるとのこと。どういった罪で起訴されるのか、有罪だった場合はどれだけの刑を科せられるのかは記事作成時点だと不明です。

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in メモ,   ソフトウェア, Posted by log1i_yk

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