エナジードリンク「HYPER ZONe」が味わいを根本から再設計されたので飲み比べてみた

エナジードリンクブランド・ZONe ENERGYの「HYPER ZONe」が味とパッケージを刷新して2024年5月28日(火)にリニューアルすることが発表され、このリニューアル版が「デザインが未完成状態の缶」という意味の「未缶」パッケージで2024年4月25日(木)から限定先行配布されています。そんなリニューアル版HYPER ZONeがZONe ENERGYからGIGAZINE編集部に届いたので、従来のHYPER ZONeから何が変わったのかを確かめるべく飲み比べてみました。

ZONe ENERGY（ゾーンエナジー）公式サイト
https://zone-energy.jp/

左が未缶パッケージのリニューアル版HYPER ZONe。右が記事作成時点で市販されている現行版のHYPER ZONeです。未缶パッケージは未完成状態ということで、黒いパッケージに薄く「G 5.28 DEBUT」と書かれているのみ。

裏側には「タギる。超える。」というコピーが書かれています。カフェイン含有量は1本当たり150mgとのことで、飲用上限の表や注意も記されていました。

リニューアル版(左)と現行版(右)で原材料を見比べてみました。おおむね原材料は同じですが、リニューアル版には、現行版にはない「食塩」が追加されています。逆に、現行版には含まれていた「ハラチノース」と「タウリン(抽出物)」はリニューアル版に含まれていません。

カロリーはリニューアル版(左)が1本当たり196kcalで、現行版(右)が1本当たり208kcalでした。リニューアル版はわずかにカロリーが抑えられています。また、カフェイン含有量は1本当たり150mgで変わりませんが、アルギニンの含有量を見ると、現行版が800mgだったのがリニューアル版では500mgと、少し下がっていました。

中身の色を見るべく、透明なグラスに注いでみました。

見比べてみると、リニューアル版(左)の方は現行版(右)よりもわずかに黄色が濃くなっています。

飲み比べてみると、炭酸の強さやエナジードリンク特有の味わいはどちらも同じですが、リニューアル版は現行版よりもエナジードリンク特有の香りが強く、飲んだ後も余韻として香りが少し残る印象。また、リニューアル版は現行版と比べて、フルーティーな酸味がわずかに強くなっているように感じました。試飲した編集部員からは「リニューアル版の方が、飲んでいる時に受ける刺激が強くなったように感じて、よりエナジードリンクらしさが強まったイメージ」「現行版の方がすっきりしているかも。リニューアル版の方は味や香りがわずかにしっかりしたように思う」「飲み比べると味が変わったのはなんとなくわかるが、具体的にどこが変わったのかは言語化しにくいレベルなので、現行版を飲み慣れた人でも受け入れられそう」という感想が得られました。

リニューアル版のHYPER ZONeは2024年5月28日(火)から購入可能。また、2024年4月25日～5月26日に東京の渋谷と新宿(14時～21時30分)、愛知県名古屋市(12時～20時)、大阪府大阪市梅田(12時～20時)で、リニューアル版HYPER ZONeの先行配布が行われるとのこと。約24万本限定とのことなので、気になる人は早めにチェックしてみてください。