レビュー

壁やスクリーンがなくても天井に投影可能&Android TVであらゆる動画コンテンツを楽しめるフルHDモバイルプロジェクター「GV31」を実際に使ってみた


プロジェクターやモニターを製造する台湾のメーカー・BenQのフルHDモバイルプロジェクター「GV31」は、Netflixに正式対応したAndroid TVを内蔵しており、回転機構で映像を天井に投影して寝転がりながら動画や映画を楽しむことが可能。そんな「GV31」が編集部に届いたので、どんなプロジェクターになっているのか実際に使って試してみました。

GV31/GV31-JP | フルHD天井シアタープロジェクター | ベンキュージャパン
https://www.benq.com/ja-jp/projector/portable/gv31.html


・目次
◆1:外観チェック
◆2:セットアップ
◆3:実際に使ってみた
◆4:まとめ

◆1:外観チェック
GV31の外箱はこんな感じ。


箱を開封してみると、中にはGV31本体、本体を乗せるスタンド、Netflix対応のAndroid TVドングル「QS02」、リモコン、単4電池2本、取扱説明書、電源アダプター、各種電源コードが入っていました。


GV31本体は台座に乗せると安定します。


台座に乗せたまま本体をぐるっと回し、投影位置を前後上下に変えることができます。


成人男性が台座ごと抱えてみるとこんな感じ。台座抜きの本体サイズは高さ203.2mm×幅131.3mm×奥行き191.4mmです。


前面には投影レンズとオートフォーカス用のセンサーがあります。


天面には電源ボタンや音量調整ボタン、Bluetooth接続ボタンがあり、持ち運び用のタグも付いています。


背面にはスピーカーがあります。


右側面も一面スピーカー。


左側面も一面スピーカーですが、下部にUSB Type-A端子、HDMI端子、USB Type-C端子、ヘッドホンジャック、電源用端子が並んでいます。


底面には三脚に取り付けるためのネジ穴がありました。


重量は本体のみで1643g、台座込みで1788gでした。


◆2:セットアップ
早速GV31のセットアップを行っていきます。まずはAndroid TVドングルであるQS02の箱を開け、ドングル本体を取り出します。


そしてGV31の右側面(各種端子がない方)を背面方向から前面方向にズラし、フタのように外します。


ここがドングルをはめ込むスペースです。


まずはMicro USBケーブルをドングルのMicro USB端子に挿します。


そして内部にあるHDMIポートをドングルの端子に接続すればOK。


ドングルをセットするとこんな感じ。


ドングルの接続が終わったらフタを戻します。


次はリモコンに乾電池を入れます。


背面のフタを外すと乾電池用をセット可能です。


付属の電源用アダプターを本体左側面の端子に接続し、自宅のコンセントに合う電源コードをつなげます。


電源を接続するとGV本体の電源ボタンが赤く点灯するので、3秒間押し続けます。


すると、本体前面の投影レンズから映像が投影されました。


投影された映像がぼやけている場合は、リモコンの電源ボタンの右隣にあるフォーカスボタンを押します。


自動で投影地点との距離を測ってフォーカスを調整し、文字がはっきり読み取れるほど明瞭な映像になりました。


あとは画面の指示に従い、言語やゆがみ補正、Wi-Fi接続などの設定を行えばOK。


なお、設置場所のWi-Fiに接続しているAndroidスマートフォンがあれば、Wi-Fi接続やGoogleアカウントの連携を簡単に済ませることができます。


セットアップが完了すると、Android TVのホーム画面が表示されました。


◆3:実際に使ってみた
セットアップが終わったら実際にGV31で映像を視聴してみます。今回はYouTubeを選択。


普段のスマートフォンやPCで見ている画面と違い、スクリーンや壁に投影した大きな画面で見ると迫力もひとしお。スマートフォンで視聴している動画を転送して投影したり、HDMI端子やUSB端子にケーブルで接続したゲーム機やPCの画面を投影したりすることも可能です。


GV31は1080pの高画質プロジェクターであるため、好きな動画や映画、アニメなどをスクリーンや壁に大画面で映しても画質が気になりません。


2.4Wのスピーカーが本体側面や背面にびっしり並んでいるため、GV31に対してどの位置にいても高品質で迫力あるオーディオを楽しむことができます。また、内蔵バッテリーは音楽のみで300分、動画なら180分ノンストップで投影可能とのことで、コンセントの少ない部屋やアウトドアに持ち運んで映像を楽しむこともできます。


また、台座に固定したままGV31本体をくるくると動かすことで、「もう少し上の方に投影したい」「投影位置を下にずらしたい」といった操作が楽々可能。


投影位置を天井スレスレまで動かしても、オートフォーカスですぐさま自動で焦点を合わせてくれます。


なんと壁ではなく天井に投影して、寝転んだまま動画を楽しむなんてことも可能です。


◆4:まとめ
BenQのモバイルプロジェクター「GV31」は、Android TV経由でYouTubeやNetflixなどの多種多様な動画コンテンツを1080pの高画質で視聴することが可能。回転機構で手軽に投影位置を変えられる上に、自動フォーカス機能が搭載されているため位置調整の手間も省けます。さらに壁だけでなく天井にも投影できるため、「壁には家具や窓があって投影ができない」という人でも寝転びながら大画面で動画や映画を楽しめる点も魅力です。

GV31はAmazon.co.jpでも取り扱われており、記事作成時点での販売価格は税込9万9800円でした。

BenQ GV31 天井シアター向けモバイルLEDプロジェクター USB 天井投写対応/オートフォーカス機能搭載/Netflix対応Android TV搭載/ワイヤレススピーカー機能 : 家電&カメラ

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in レビュー,   ハードウェア, Posted by log1h_ik

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