夜行バスで東京駅に朝早く着いたら駅構内のタイ料理屋「mango tree kitchen GAPAO」で安価にスタミナチャージがオススメ

イベントや仕事の用事で夜行バスを使って東京駅に行くと、「朝早く着きすぎて落ち着いて休める店が開いてない」という状況に陥りがちです。「朝早く東京駅に着いた場合でも座って落ち着いて朝食を食べたい。欲を言えば元気をチャージできる本格スパイス系料理が食べたい」と考えて調べてみたところ、東京駅構内に位置する朝7時開店のタイ料理屋「mango tree kitchen GAPAO」でガパオライスやなどの本格タイ料理を食べられるということが判明。実際に夜行バスで東京駅に行った際にmango tree kitchen GAPAOまでの行き方や料理の味を確かめてきました。

mango tree kitchen GAPAO（マンゴツリーキッチン”ガパオ”） | 東京駅 構内のショップ・レストラン グランスタ【公式】 | TOKYOINFO
https://www.gransta.jp/mall/gransta_tokyo/mangotreekitchen_gapao/

mango tree kitchen GAPAOは東京駅構内の食事・買い物エリア「グランスタ東京」の地下1階に位置しています。


mango tree kitchen GAPAOの店舗は改札内にあるため、夜行バスで東京駅に着いた場合は入場券を買うか交通系ICカードを使って改札内に入る必要があります。今回は八重洲地下中央口から入場。入場料は150円でした。

グランスタ東京内にはフロアマップが複数箇所に設置されているので、マップを頼りに7時10分頃にmango tree kitchen GAPAOに到着。場所は八重洲地下中央口と丸の内地下中央口の中間地点です。

席に着くとモーニングメニューが置かれていました。今回は「鶏のガパオ」(税込759円)と「タイの汁そば」(税込539円)を注文しました。

注文から数分で「鶏のガパオ」と「タイの汁そば」が運ばれてきました。

「鶏のガパオ」の見た目はこんな感じ。メニューの写真では「ご飯の上に具材、さらにその上に目玉焼き」となっていましたが、今回食べた「鶏のガパオ」はご飯の上に目玉焼きがのり、具材はご飯の横に添えられていました。

食べてみると、鶏ひき肉はかなり濃い甘辛な味付け。口に入れた瞬間は濃い甘味とうま味を感じ、後からピリピリとした辛さがやってきます。筆者は辛い食べ物が得意なほうですが、それでも「これは結構辛いぞ」と感じるほどの辛さで、寝起きの体が一気に目覚める感覚を味わえました。

目玉焼きは固めの半熟な仕上がりで具材と混ぜて食べるとマイルドな味を楽しめます。具材が皿に薄く広がっているため最初は「具材少ないのでは？」と感じたのですが、ひき肉1粒1粒にかなり濃い味が付いているので、むしろご飯が足りなくなるくらいのバランスでした。味の濃さで脳が刺激されて目が覚めるので、寝起きの筆者にはうれしい誤算でした。

「タイの汁そば」の見た目はこんな感じ。麺の上にもやしやパクチーなどの具材がどっさりのっています。

中央にはコショウがたくさんかかっていました。

スープは優しい味付けでスルスルッと飲めます。コショウが同時に口に飛び込んできてピリピリとした刺激も楽しめるのがグッド。「鶏のガパオ」ほどは辛くないので、辛い食べ物が苦手な人でも楽しめそうです。

麺はツルツルした食感。麺自体の味は薄めで絡みつくスープや具材を楽しむタイプの麺料理だと感じました。

麺やスープの味がシンプルなので具材のパクチーが前面に出てくるのが特徴的。パクチーの味やモヤシのシャキシャキ食感を楽しみつつ、ツルツルの麺がスムーズにおなかを満たしてくれます。

夜行バスの空調で体がカラッカラに乾いていたからか、気付いたらスープまで完飲していました。

なお、mango tree kitchen GAPAOは7時開店で、閉店時間は曜日によって異なります。