将棋・銀河戦で藤井聡太銀河に丸山忠久九段が勝利して大会初の50代棋士優勝を達成
囲碁将棋チャンネル主催による全棋士参加の早指しトーナメント戦・第31期銀河戦の決勝戦で、前期優勝者の藤井聡太銀河を丸山忠久九段が破り優勝したことがわかりました。丸山九段は13年ぶりの決勝進出で、50代の棋士が銀河戦で優勝するのは大会初となります。
将棋 - 銀河戦|囲碁・将棋チャンネルホームページ
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第31回銀河戦は丸山忠久九段が藤井聡太八冠を下し、初優勝。同い年の羽生善治会長からトロフィーを受け取り、ニコニコの笑顔を見せました。
— 中日新聞 東京新聞 将棋【公式】 (@chunichishogi) December 23, 2023
50代での銀河戦優勝は史上初。「若い人の良いところ、年を重ねた人の良いところは違う。自分の長所を引き出せればチャンスがあると思っていた」と話しました。 pic.twitter.com/1fKqF8AevI
銀河戦は予選・ブロック戦・決勝トーナメントで構成される全棋士参加棋戦。予選は持ち時間が25分で、使い切ると1手30秒。ブロック戦と決勝トーナメントは持ち時間が15分で、使い切ると1手30秒、ただし1回1分の考慮時間が合計10回分あるという、早指しの棋戦です。
ブロック戦の優勝者だけではなく、優勝者以外でブロック内の最多勝ち抜き者が決勝トーナメントに進出できるという仕組みも特徴の1つ。
第31期は前期優勝者の藤井聡太銀河と、名人2期・棋王1期の獲得経験がある丸山忠久九段が決勝トーナメントを勝ち抜きました。
対局は、中盤で流れをつかんだ丸山九段が、藤井銀河に隙を突かせず、99手で勝利しました。丸山九段は1970年生まれの53歳で、銀河戦を50代の棋士が優勝するのは初のこと。
なお、藤井銀河は2022年度、8つのタイトルすべてを手にして八冠を達成。
藤井聡太竜王名人が永瀬拓矢王座を下してタイトルを奪取し八冠完全制覇達成 - GIGAZINE
これに加えて一般棋戦の朝日杯将棋オープン戦、銀河戦、NHK杯将棋トーナメント、将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の4つでも優勝して、年間棋戦全制覇という離れ業を達成していましたが、その一角が崩された形となります。
なお、YouTubeで12月23日(土)から当該対局が先行配信中のほか、12月26日(火)21時から囲碁・将棋チャンネルで放送が行われます。
【無料プレミア公開】第31期 銀河戦 決勝トーナメント 決勝戦 藤井聡太銀河 vs 丸山忠久九段 - YouTube
????ついに今期フィナーレ????
— 将棋@囲碁・将棋チャンネル (@shogi_net) December 21, 2023
連覇か!? 初優勝か!?
12/26(火)21時~
第31期 #銀河戦 決勝トーナメント 決勝戦#藤井聡太 銀河 vs #丸山忠久 九段
解説:#佐藤康光 九段
聞き手:#藤田綾 女流二段#囲碁・将棋チャンネル #将棋 #早指しhttps://t.co/NsTX915dCt pic.twitter.com/CsUDYWhVko
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in メモ, Posted by logc_nt
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