メモ

将棋・銀河戦で藤井聡太銀河に丸山忠久九段が勝利して大会初の50代棋士優勝を達成


囲碁将棋チャンネル主催による全棋士参加の早指しトーナメント戦・第31期銀河戦の決勝戦で、前期優勝者の藤井聡太銀河を丸山忠久九段が破り優勝したことがわかりました。丸山九段は13年ぶりの決勝進出で、50代の棋士が銀河戦で優勝するのは大会初となります。

将棋 - 銀河戦|囲碁・将棋チャンネルホームページ
https://www.igoshogi.net/shogi/ginga/


銀河戦は予選・ブロック戦・決勝トーナメントで構成される全棋士参加棋戦。予選は持ち時間が25分で、使い切ると1手30秒。ブロック戦と決勝トーナメントは持ち時間が15分で、使い切ると1手30秒、ただし1回1分の考慮時間が合計10回分あるという、早指しの棋戦です。

ブロック戦の優勝者だけではなく、優勝者以外でブロック内の最多勝ち抜き者が決勝トーナメントに進出できるという仕組みも特徴の1つ。

第31期は前期優勝者の藤井聡太銀河と、名人2期・棋王1期の獲得経験がある丸山忠久九段が決勝トーナメントを勝ち抜きました。

対局は、中盤で流れをつかんだ丸山九段が、藤井銀河に隙を突かせず、99手で勝利しました。丸山九段は1970年生まれの53歳で、銀河戦を50代の棋士が優勝するのは初のこと。

なお、藤井銀河は2022年度、8つのタイトルすべてを手にして八冠を達成。

藤井聡太竜王名人が永瀬拓矢王座を下してタイトルを奪取し八冠完全制覇達成 - GIGAZINE


これに加えて一般棋戦の朝日杯将棋オープン戦、銀河戦、NHK杯将棋トーナメント、将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の4つでも優勝して、年間棋戦全制覇という離れ業を達成していましたが、その一角が崩された形となります。

なお、YouTubeで12月23日(土)から当該対局が先行配信中のほか、12月26日(火)21時から囲碁・将棋チャンネルで放送が行われます。

【無料プレミア公開】第31期 銀河戦 決勝トーナメント 決勝戦 藤井聡太銀河 vs 丸山忠久九段 - YouTube


この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
藤井聡太竜王名人が永瀬拓矢王座を下してタイトルを奪取し八冠完全制覇達成 - GIGAZINE

藤井聡太棋聖が防衛に成功し史上最年少での九段昇段決定 - GIGAZINE

藤井聡太七段が棋聖戦に勝利し17歳11カ月で最年少タイトル獲得 - GIGAZINE

in メモ, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article Tadahisa Maruyama 9-dan defeats Sota Fuj….