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藤井聡太竜王が棋王を獲得して史上最年少六冠達成


第48期棋王戦コナミグループ杯5番勝負第4局で、挑戦者の藤井聡太竜王が渡辺明棋王に勝利し、棋王を奪取しました。藤井竜王は史上最年少での六冠達成となります。

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2023年3月19日(日)、栃木県日光市の日光きぬ川スパホテル三日月で第48期棋王戦コナミグループ杯5番勝負の第4局が行われました。

(1) 渡辺棋王と藤井五冠 棋王戦で開始式 第4局へ意気込み語る 日光 - YouTube


ここまでの対戦成績は藤井竜王2勝、渡辺棋王1勝で、いずれも戦型は角換わり腰掛け銀。本局も角換わり志向から腰掛け銀の形へと進みました。


48手目で前例を離れ、63手目の渡辺棋王の桂打ちが解説者も驚かせる一手。

最後は渡辺棋王の攻めを藤井竜王がしのいで反攻、132手で渡辺棋王が投了し、藤井竜王の勝利となりました。これで藤井竜王が3勝し、棋王位を奪取。史上最年少での六冠達成となりました。なお、六冠は羽生善治九段が1994年に達成して以来、2度目です。渡辺棋王は保有タイトルが名人のみとなりました。

なお、藤井竜王は2023年3月19日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントの決勝で佐々木勇気七段との対局に勝利し、初優勝を果たしています。

今期の藤井竜王はこのほか、2022年11月に将棋日本シリーズJTプロ公式戦で斎藤慎太郎八段に勝利、2022年12月放送の第30期銀河戦で高見泰地七段に勝利、2023年2月に第16回朝日杯将棋オープン戦で渡辺明名人に勝利しており、タイトル戦を除いた一般棋戦の完全制覇も成し遂げたことになります。2022年4月の王将就位式会見で課題として挙げていた「早指し」を、見事に克服した形です。

2022年「将棋日本シリーズ」JTプロ公式戦 決勝 藤井聡太竜王 対 斎藤慎太郎八段 - YouTube


藤井六冠が渡辺名人に挑む第81期名人戦は2023年4月5日から開催されます。

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in メモ,   動画, Posted by logc_nt

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