5分で解決できる推理クイズを毎日自動生成してくれる「Mystery-o-matic」
論理パズルやマーダーミステリーといった推理ゲームは、論理的思考や注意力が問われるため楽しくやりがいがありますが、一度解いて答えを知ってしまうと二度と同じ楽しみを味わうことができません。ミステリークイズを出題するサイト「Mystery-o-matic」は、毎日新しい殺人事件のミステリークイズをランダムに生成しており、毎日チャレンジして探偵力を鍛えることができます。
mystery-o-matic
https://mystery-o-matic.com/
Mystery-o-maticにアクセスすると、早速以下のように殺人ミステリが表示されました。朝9時から10時45分のどこかで殺害されてしまったボブは、10時45分に寝室で発見されました。凶器はキッチンにあったピストルか、ダイニングのナイフか、寝室の毒か、トイレのロープ。また、それぞれの部屋の配置も重要な手がかりです。容疑者はデイブとエディの2人。
以下の画像のように、「手がかり#1」が表示されています。
手がかりの下には、時間と人物、場所の対応表があります。手がかりをもとにこの表を埋めていくことで、犯人および凶器、殺害時刻を特定していきます。
表をクリックすることで、「そこにいた」「そこにいなかった」というマークをつけることができます。「エディーは、『デイブが9時30分にダイニングにいなかったと思う』と発言しているため、「デイブ、9時30分、ダイニング」は「✕」。さらに、部屋の位置関係を思い出すと、キッチンと寝室はダイニングと隣接しているためダイニングの様子を見ることができそうですが、さらに離れたトイレからはダイニングに誰がいるかはわからないはず。そのため、「エディ、9時30分、トイレ」も「✕」だと推測できます。
「Next clue」をクリックすることで、次の手がかりを得ていきます。「手がかり#2」は「死体を調査した結果、ピストルは凶器ではない」というもの。
「手がかり#3」は「デイブは9時から10時15分までトイレにいた」とのことなので、対応表が大きく埋まりました。
「手がかり#4」は「エディが10時15分にダイニングについた時、誰もいなかった」というものなので、その時点のエディの所在地だけ確定。
「手がかり#5」で「毒は凶器ではない」とわかりました。凶器はダイニングのナイフか、トイレのロープに絞られました。
「手がかり#6」で、殺人は10時もしくは10時15分に起きたと判明。つまり、この時間にトイレにいたデイブに犯行は不可能で、エディが犯人だとわかります。トイレにはずっとデイブがいたため、ロープをトイレから持ってくることは不可能。さらに、10時15分にエディはダイニングにいたので、犯行時刻は10時のはず。これで、犯人、凶器、犯行時刻を確定できました。
推理が終わったので、追究タイムに移ります。「犯人」「凶器」「犯行時刻」の3点をプルダウンメニューで選択。
確定したら「Accuse!」をクリック。
推理は正解でした。このように、手がかりを読み進めて時刻と人物、場所の対応表を埋めていき、推理していく簡単なゲームを遊ぶことができます。なお、今回は6個の手がかりで解決したため、最高評価の「Super Sleuth(名探偵)」を獲得しました。
評価は「Super Sleuth」「Seasoned P.I.(熟練探偵)」「Amateur Gumshoe(半人前)」「Absent Minded(注意散漫)」「Barely Conscious(意識がはっきりしていますか)」の5段階あり、何個の手がかりで正解できたかによって変わります。
なお、回答に失敗すると「wrong!」と表示されます。回答のどこが間違っているか、正解は何かということは教えてくれないため、より多くの手がかりを獲得して、再チャレンジが必要。
このような殺人ミステリーのクイズゲームが、毎日ランダムに作成されています。翌日にアクセスしてみると、9時から11時の間に寝室で殺害されたキャロルについて、デイブ、フリーダという容疑者の中から、凶器と合わせて特定するクイズになっていました。人物名が変わっただけで舞台や凶器の種類は同一ですが、部屋の配置が変わっていたり、手がかりが変化したりと、全く違うクイズになっているためネタバレなしで毎日挑むことができます。
作者によると、「Mystery-o-matic」は有名なボードゲームの「Cluedo」や、日替わりのミステリーパズルを提供する「Murdle」などの人気ゲームからインスピレーションを得て、短く簡単な体験でミステリーへの情熱や探偵の思考の面白さを共有できるように作成されているとのこと。ランダムにミステリークイズを生成するシステムは、GitHubで公開されています。
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