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万能メモアプリObsidianの開発者が教える「買い物のコツ」とは?


調理器具やガジェットなど欲しい物を買う際に「高価だけど本当に買っていいのかな?」と考えたことがある人は多いはず。万能メモアプリ「Obsidian」の開発企業でCEOを務めるステフ・アンゴ氏は、何かを購入する際は「使用ごとのコスト」を考慮するべきだと主張しています。

Buy wisely — Steph Ango
https://stephango.com/buy-wisely


例えば新しい靴下を買おうとして「500円の靴下」「1000円の靴下」「2000円の靴下」を見つけた場合、安さに魅力を感じて「500円の靴下」を選択する人は多いはず。しかし、アンゴ氏は「使用ごとのコスト」をコストを考慮した場合「2000円の靴下」が最もお得になる場合もあると指摘しています。

「500円の靴下」の使用可能回数が10回、「1000円の靴下」の使用可能回数が50回、「2000円の靴下」の使用可能回数が200回の場合の「使用ごとのコスト」をまとめた表が以下。「使用ごとのコスト」を考慮した場合、2000円の靴下が最もコストを抑えられることこが分かります。

価格使用可能回数使用ごとのコスト
500円10回50円
1000円50回20円
2000円200回10円


「使用ごとのコスト」を算出するには製品の使用可能回数を知る必要がありますが、製品の中には使用可能回数が明示されていないものも存在しています。アンゴ氏は製品の使用可能回数を判断するために着目すべきポイントとして以下を挙げています。

・未来でも現在と同様に役立つのか
・耐久性に優れた素材やメンテナンスしやすい素材でできているか
・時代がかわっても通用するデザインか
・経年劣化を楽しめるか
・リセールバリューに優れているか
・分解して修理できるか
・交換用部品を簡単に入手できるか
・標準プラグや交換可能バッテリーを使えるか
・変更やアップグレードは可能か
・少なくとも製品を保持している間は製品のメーカーが存続するか
・多くの作業に使えるのか、単一の作業専用なのか
・保証はあるか
・他の製品やテクノロジーに依存していないか


また、アンゴ氏は「お金を費やすのに最も適しているのは、頻繁に使う製品です。1日8時間イスに座る場合、良いイスを買うことは良い投資になります」と述べ、製品の使用頻度を想定することも重要だと指摘。製品の使用頻度が分からない場合は、製品をレンタルして試してみるのも手段の1つだとのことです。

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in メモ, Posted by log1o_hf

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