Appleが「高速充電対応USB-C充電ケーブル」や「USB-CとLightningの変換アダプタ」を販売開始
Appleは2023年9月13日に行われた新製品発表イベントの中で、Appleの独自規格であるLightningからUSB-Cへ移行した「iPhone 15シリーズ」を発表しました。同時にAppleは、公式ストアで「240W USB-C充電ケーブル(2m)」「60W USB-C充電ケーブル(1m)」「USB-C-Lightningアダプタ」の販売を開始しました。
240W USB-C充電ケーブル(2 m) - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/shop/product/MU2G3FE/A/
60W USB-C充電ケーブル(1m) - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/shop/product/MQKJ3FE/A/
USB-C - Lightningアダプタ - Apple(日本)
https://www.apple.com/jp/shop/product/MUQX3FE/A/
Appleが2023年9月13日に開催した新製品発表イベントでは、従来のLightningポートからUSB-Cポートへ移行したiPhone 15・iPhone 15 Plus・iPhone 15 Pro・iPhone 15 Pro Maxが発表されました。同時にAppleは公式ストアを更新し、新型iPhone対応のアクセサリの販売を開始しました。
「60W USB-C充電ケーブル(1m)」は最大60Wの充電に対応し、データ転送速度はUSB 2.0相当。価格は税込2780円です。
「240W USB-C充電ケーブル(2m)」は最大240Wの高速充電に対応。価格は税込4780円。
Lightning対応アクセサリをUSB-C対応のiPhoneまたはiPadなどに接続するための「USB-C-Lightningアダプタ」も登場しています。価格は税込4780円です。
なお、iPhone 15シリーズには、USB-Cケーブルが付属します。iPhone 15シリーズにUSB-Cケーブルが付属するにもかかわらずAppleが公式ストアでUSB-Cケーブルを販売する理由について、iFixitは「iPhone 15シリーズに付属するケーブルは急速充電に対応していないのではないか」と推測しています。
欧州議会は2022年10月に、2024年末までにEU圏内で発売されるすべてのスマートフォンやタブレット、カメラにUSB-Cポートの搭載を義務付ける法案を可決し、Appleに対してUSB-Cポートを搭載したiPhoneを発売するよう圧力をかけていました。しかし、EUのUSB-C対応に関する規制には、USB-Cケーブルの規格について含まれていないとのこと。このため、iPhone 15シリーズはUSB-Cポートを搭載したものの急速充電や高速通信には対応していない可能性が指摘されています。
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