レビュー

屋内から屋外までいろんな遊具で力の限り遊び尽くせる子ども向け施設「プレイヴィル」に1歳児を連れて行ってみた


2023年の7月は観測史上最も暑い月で、日本でも過去126年で6~8月の平均気温が統計上最高を記録するほど暑い夏でした。熱中症の危険性がますます高まる中、子どもを外で遊ばせるのは気が引けるもの。そこで、室内・屋外の両方にさまざまな遊具が用意されていて赤ちゃんから小学生まで一日中遊べる施設「プレイヴィル」に1歳半の子どもを連れて遊びに行ってみました。

プレイヴィル - 公園の中の新しいあそび場
https://playville.bornelund.co.jp/


当日予約・事前予約を問わず、プレイヴィルに入場するにはウェブサイトでの手続きが必要です。今回は「1DAYパス」を予約して遊びに行ってきました。以下の記事を読めば真似するだけで簡単にプレイヴィルの予約が可能です。

多種多様な遊具があって赤ちゃんから小学生まで遊び放題な「プレイヴィル」を予約してみた - GIGAZINE


プレイヴィルがある「安満遺跡公園(あまいせきこうえん)」にやってきました。写真の左奥に見えているのがプレイヴィルの入っている建物です。


立派な建物です。施設の前の芝生でのボール遊びは禁止されていました。


芝生の一部には屋根が設置してあり、直射日光を避けてピクニックをすることができます。施設内は食事禁止のため、ここでお昼ご飯を食べる人も多そうです。


施設に入るとこんな感じ。左奥にプレイヴィルがあります。同じ建物に公園事務室や会議室などが入っていました。


入り口では当日利用の手続きが解説されています。今回は1DAYパスを予約済みなのでスルーして奥に進みます。予約時は1DAYパスしか選択できませんでしたが、当日の利用申請では時間制料金を選択することも可能です。2023年9月時点では、2時間以内の利用であれば時間制料金の方がお得でした。


入場ゲート前にあるレジに予約時のバーコードを提示すれば入場手続き完了です。そこそこ混雑していたものの、手続きにかかる時間が短いためスムーズに進むことができました。


入場手続き時にロッカーの鍵を受け取ります。


赤ちゃんがよく利用する施設ということで、ベビーカー置き場のスペースはかなり広めに用意されていました。


ゲートをくぐっていざ入場。


靴箱に靴をしまい、荷物をロッカーに入れます。ロッカーのサイズは下の写真の通りで、あまり大きな荷物は入りませんが、手持ちのかばん程度であれば問題ありません。


以下の写真の真ん中に通路があり、その脇に靴箱とロッカーが併設されています。そして、通路で左右のスペースが分割されているという構造です。


右側のスペースは室内で体を動かせる遊び場となっていました。


床が柔らかいクッション性のある素材でできており、転んでも痛くないようになっています。


年齢制限のあるエリアもありました。「BABY GARDEN」は赤ちゃん専用のスペースで、大人は座るルールとなっています。


赤ちゃんが楽しめるおもちゃがたくさん用意されています。


一方こちらは2歳~6歳向けのエリア。


ボールプールや滑り台、ジャングルジムなどが設置されており、子どもたちが駆け回っていました。


6歳~10歳向けのエリアも用意されています。


大きなマットが設置されており、ダイナミックに体を動かせるようになっていました。


お手洗いエリアはこんな感じ。授乳室も設置してあります。


お手洗いは男性用・女性用のほか、「オムツ替室」が別途設置してありました。


さて、施設反対側の左側のスペースにも行ってみます。左側は多くの部分が土足のスペースとなっており、子どもたちが飛んだり跳ねたりとはしゃぎ回っていた右側とは一転、黙々と手を動かしている様子がうかがえます。


磁石入りのブロック「マグ・フォーマー」で自由に遊べるエリア。


子どもたちが思い思いの創造性を発揮しています。


中央には読書スペースが用意されており、色んな図鑑や絵本を読み放題となっていました。


その他、絵を描き放題な巨大キャンバスなど、インドア派な子どもたちが自由に遊べる設備が整っています。


汚れてしまった手を洗い流せるよう、水道が設置してありました。


自動販売機も用意されているので喉が渇いてしまっても大丈夫。


このエリアからは外に出ることができます。


外の様子はこんな感じ。気温が高い時間帯だったため、あまり外で遊んでいる子どもはいませんでした。


色んな遊具のほか、かなり広い砂場もありました。


さて、子どもはまだまだ遊び足りない顔をしていましたが、大人の体力が先になくなってしまったので退場することに。退場時は鍵を返すと同時に、入場に利用したバーコードを再度スキャンする手続きが必要です。時間制料金で入場した場合はここで精算となります。なお、入退場の手続きは家族全員で一括となるため、大人2人で行っている場合に途中で1人だけ退場する……ということはできません。


1DAYパスを利用していて再入場したい場合、再入場前に予約サイトで手続きを行う必要があります。退場手続きが完了するとバーコードの下に「再入場予約」というボタンが出現するのでタップ。


すると混雑具合によって待ち時間が案内されるというわけ。入場時間になってから30分以内に入場する必要がある点に注意が必要です。


出入り口ではプレイヴィル内で遊べたおもちゃが購入できるようになっていました。子どもが夢中で遊んでいた姿を見ているので思わず財布のひもが緩んでしまうというもの。なかなかに商売上手です。


屋外の公園と違って冷房の効いた屋内で遊ぶことができるので、子どもが熱中症になる心配をせずにすむ上、親側の快適さも段違いでした。

なお、屋内・屋外を組み合わせた施設である「プレイヴィル」は記事作成時点で大阪府内にしか存在していませんが、プレイヴィルを運営するボーネルンドは関東・関西・中部・北海道でプレイヴィルの屋内だけ版の施設「キドキド」を運営しているので、気になる人は確認してみて下さい。

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in レビュー, Posted by log1d_ts

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