液晶ペンタブ入門にぴったりな初のタッチ機能つきエントリーモデル「Wacom One 13 touch」&専用スタンドフォトレビュー
デジタルでイラストを描いたりムービーを編集したり、初めて液晶ペンタブレットを触りたい人にぴったりな「Wacom One」シリーズから、2023年の最新モデルとなる「Wacom One 13 touch」と「Wacom One 12」が登場します。専用ケーブルからUSB Type-CケーブルのみになったりPCとつなぐコード1本ですぐに開始できたりと従来モデルと比べて配線がシンプルかつわかりやすく進化しているほか、特に「Wacom One 13 touch」はエントリーモデル初のタッチ機能が搭載されたモデルとなるとのことで、一足早く触ることができた「Wacom One 13 touch」を隅々まで撮影しまくってみました。
Wacom One 液晶ペンタブレット 12 / 13touch - 液タブ・ペンタブ・板タブはワコムストア (Wacom)【公式】
https://estore.wacom.jp/ja-JP/category/pen-displays/wacom-one/display.html
Wacom One 13 touchの箱はこんな感じ。
Wacom Oneは初めてペンタブを購入する人にオススメとされるエントリーモデルで、基本的なチュートリアルのほか、Wacom IDを作成することで無料ダウンロードできる10種類以上のバンドルソフトウェアが含まれています。バンドルソフトウェアには、イラスト・マンガに最適な「CLIP STUDIO PAINT PRO」のほか、オンラインで共同作業ができる「Kami」、PDF編集ができる「Foxit PDF」など、お絵かき以外でも役立つソフトウェアが付属しています。
箱の側面にはQRコードが記載されており、これを読み取るとWacomの環境への取り組みに関するページが表示されます。
箱のふたを開けると、黒い布に覆われたWacom One 13 touchが登場。
Wacom One 13 touch本体の下にはスタートアップガイドと周辺機器が収納されています。
付属の周辺機器はUSB Type-C to Cケーブル2本、電源用のプラグセット3点、Wacom Oneスタンダードペンのみ。今回はUSB Type-C to Cケーブルが2本入ったモデルを試用しましたが、USB Type-C to AケーブルとHDMIケーブル、電源ケーブルが一体になった「3 in 1ケーブル」が付属してくるモデルもあります。なお、Wacom Oneの旧モデルではPCと本体を接続する際に専用ケーブルを使用していましたが、新モデルではUSB Type-C to Cケーブルなどの広く普及しているケーブルでの配線が可能になっています。
Wacom One 13 touchの布を外すとこんな感じ。ディスプレイサイズは13.3インチで、本体は縦22cm×横33cm。ベゼル幅はディスプレイ下部が約3cmで、それ以外の部分は約2cmでした。重量は約880gなので、女性でも手軽に持ち運び可能です。
裏面はシンプルなホワイトで、隅にすべり止めの脚がある以外は、特に何も付いていません。
天面には左から電源ボタン、設定ボタン、タッチ機能オンオフのスライダー、KensingtonのNanoSaverに対応したセキュリティロック、USB Type-Cポート×2が配されています。
天面中央の黒い輪っか状の布には、ペンを挿入して保管しておくことができます。
Wacom Oneスタンダードペンは白と黒のシンプルなデザインで、バッテリーレスのタッチペンとなっています。スキルの上達や目的に応じて、Wacomのデジタルペンの他、市販のデジタルペンを使用することもできるとのこと。
Wacom Oneスタンダードペンを手に持つとこんな感じ。親指や人差し指がくるあたりにボタンが配置されています。
付属の金具を使うことでペン先を取り外すこともできるため、自分好みにカスタマイズすることもできます。ペン先はWacomストアの「替え芯」にさまざまな種類があります。
Wacom One専用スタンドもあるということで、これも使ってみます。Wacom One スタンドの箱はこんな感じ。
箱を開けると取扱説明書と製品仕様書。
スタンドは白と黒の半月型で、2つ入っていました。
白い部分が90度回転するようになっています。
実際にWacom One 13 touchを立てかけてみると以下のような感じ。
別の方向から見るとこんな感じ。固定しているわけではないため、力を入れたり横方向にズラしたりするとタブレットが倒れてしまいますが、普通にWacom One 13 touchを使用する範囲では安定して使えそうな印象。実際に使ってみた記事も公開予定なのでこうご期待。
また、Wacom One スタンドの底面はマグネットになっています。
以下のように2つのスタンドをくっつけることでコンパクトに収納できるため、持ち運びにも便利。
というわけで、この後は実際にWacom One 13 touchを使用するための配線や初期設定を行ってみます。
Wacom One 13 touchは2023年9月13日の発売予定で、Wacomストアや全国の家電量販店の他、Amazon.co.jpでも販売予定です。Amazon.co.jpでは「3 in 1ケーブル」版が税込9万2180円で予約可能です。
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Wacom One スタンド(ACK649Z) | 液タブ・ペンタブ・板タブはワコムストア(Wacom)【公式】
https://estore.wacom.jp/ja-JP/products/accessories/ack649z.html
・つづき
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