レビュー

Kindleの2022年最新モデルとKindle Paperwhiteの2021年モデルを比較、Kindleデビューにはどちらが最適なのか?


Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」シリーズのタッチ式ディスプレイ搭載機種の最新機種である「Kindle」が2022年10月12日(水)に発売されました。2021年に登場したKindle Paperwhiteと何が違うのか気になったので、実際に外観や性能などを比較してみました。

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◆New Kindleの開封&外観フォトレビュー
これがKindleのパッケージです。


Kindleには「ロック画面広告あり」モデルと「広告なし」モデルがラインナップされています。今回使うのは広告ありモデルです。また、どちらのモデルもストレージ容量は16GBです。


箱の中には、本体とUSB-Cケーブルとクイックスタートガイド、安全のしおりが入っていました。


Kindle本体の見た目はこんな感じ。


正面から見て左側にはボタン類はありません。


右側も同様です。


天面にもボタンなどはありません。


底面にはUSB Type-Cコネクタと電源ボタンが搭載されています。


裏面はマットな質感です。


重さは実測154g。


寸法は長辺157mm×短辺108mm×厚さ8mmです。


持ってみるとこんな感じ。154gという軽さや薄さのおかげで、手にフィットして持つことができます。


◆Kindle Paperwhiteとの比較
Kindle Paperwhite(左)の寸法は長辺174mm×短辺125mmで、Kindle(右)は長辺157mm×短辺108mです。ディスプレイはKindle Paperwhiteが6.8インチ、Kindleが6インチで、Kindle Paperwhiteの方が一回り大きいです。


ベゼルの幅はKindle Paperwhite、Kindleともに左・右・上辺約9mm、下辺約24mmでした。なお、Kindle Paperwhiteはフラットベゼル仕様で、画面とベゼルの段差が視認できません。


厚さは、Kindle Paperwhiteが8.1mm、Kindleが8.0mm。わずかにKindleの方が薄いですが、違いはほとんど分かりません。


重さはKindleが154gだった一方、Kindle Paperwhiteが実測205gです。


持ってみると、Kindleは片手で持っても安定していましたが、205gのKindle Paperwhiteは154gのKindleに比べるとずっしりとした印象を受けます。


Kindle(左)とKindle Paperwhite(右)で同じ小説「草枕」を文字の大きさを最小にして表示してみました。6.8インチのディスプレイを搭載しているKindle Paperwhiteの方が多くの内容を表示できることが分かります。


文字を最大にするとこんな感じ。Kindle Paperwhiteの方が一度に多くの情報を表示できます。


次に、漫画「姫とゲーマー」を表示してみました。Kindle Paperwhiteでは大きなディスプレイのおかげでかなり読みやすいと感じます。


Kindle Paperwhiteだけの機能として、「色の暖かさ」の調節機能があります。


「色の暖かさ」を調節すると、画面表示を暖色に切り替えることができます。


以下の動画はKindle PaperwhiteとKindleのページ送り性能を比較した動画です。Kindle Paperwhite、Kindleともに高速で、速度にほとんど差はありません。
Kindle(2022)とKindle Paperwhite(2021)のページ送り速度を比較してみた - YouTube


また、Kindle PaperwhiteにはIPX8等級の防水性能が備わっています。

◆まとめ
Kindleは「Kindle」シリーズのエントリーモデルという立ち位置で、Kindle Paperwhiteには一歩及ばない性能ですが、Kindleはその軽さや、コンパクトさ、価格の手ごろさなど、Kindle Paperwhiteを上回っている部分もあります。Kindleは「初めてのKindle」デビューに適した電子書籍リーダーだといえそうです。

Kindleは「広告なし」モデルが1万2980円、「広告あり」モデルが1万980円で2022年10月12日(水)から購入可能です。なお、Kindle Paperwhiteは8GBの広告なしモデルが1万6980円、広告ありモデルが1万4980円。また、16GBの広告なしモデルが1万7980円、広告ありモデルが1万5980円で購入可能です。

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in レビュー, Posted by log1r_ut

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