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アマチュアクリエイターの48%がコンテンツを収益化済み、収益化したアマチュアクリエイターの77%は過去1年以内に収益を上げていることが判明


Adobeが発表した調査レポート「Future of Creativity」で、趣味や副業でコンテンツを投稿するアマチュアクリエイターのほぼ半数が何らかの形で収益化を行っていることが明らかになりました。また、アマチュアクリエイターの4分の3以上が過去1年間に収益化を開始したことも報告されています。

Adobe - Media Alert: Adobe “Future of Creativity” Study: Over 50% Of U.S. Creators Are Now Monetizing Content
https://news.adobe.com/news/news-details/2022/Media-Alert-Adobe-Future-of-Creativity-Study-Over-50-of-U.S.-Creators-Are-Now-Monetizing-Content/default.aspx

Adobeの調査によれば、アマチュアクリエイターのほぼ半数にあたる48%がクリエイティブ活動から収入を得ているとのこと。国別で見ると、収益化しているアマチュアクリエイターの割合が最も高いのはブラジルで59%。2位がアメリカで53%、3位がドイツとイギリスと韓国で51%でした。

さらに収益化済みのアマチュアクリエイターの77%が1年以内にコンテンツの収益化を開始しており、収益化済みのアマチュアクリエイターの48%が月収の半分以上をクリエイティブ活動から得ているとのこと。また、収益化済みのクリエイターの4割が2年前よりも収入が増えており、さらにそのうちの8割が今後2年間でさらなる収入増加を見込んでいます。


加えて、クリエイターの77%がメタバースを少なくとも1回経験したことがあり、34%は毎週メタバースに参加していると答えたとのこと。さらに68%が「メタバースの成長によって新しい雇用機会が得られる」と期待していることがわかりました。

そして、グラフィックデザインからアプリ・ウェブサイトの開発まで、すべてのクリエイティブ活動で収益を得ているクリエイターは、アメリカの最低賃金である時給7.25ドル(約1090円)の少なくとも6倍を稼いでいるそうです。


特に16~18歳のZ世代で収益化済みのクリエイターのうち49%が「大学に通うよりも自分のクリエイティブ活動でビジネスを立ち上げたい」と答えています。Z世代は特にクリエイティブ活動による収入が多く、週11時間の作業で1時間あたり平均58ドル(約8700円)を稼いでいるとのこと。

Adobeのデジタルメディアマーケティング、戦略およびグローバルパートナーシップ担当シニアヴァイスプレジデントであるアシュリー・スティル氏は「私たちは、Adobe Expressのようなパワフルでシンプルなデザインアプリを提供することで、誰もがクリエイターとして簡単に楽しく自分のストーリーやパッションに命を吹き込むことができるよう、このようなビジネスチャンスを後押ししていきたいと考えています」とコメントしました。

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in ネットサービス, Posted by log1i_yk

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