猫ちゃんゲーム「Stray」のプレイ動画をTwitterにアップしたところアカウントがBANされる
配信開始と同時に世界中の猫好きと飼い猫を虜にした、サイバーパンクな世界を猫が冒険するゲーム「Stray」のプレイ動画をTwitterに投稿したところ、TwitterアカウントをBANされてしまったとゲームメディアのFanbyteが報告しています。
How a Clip From Stray Got Me Banned From Twitter
https://www.fanbyte.com/features/how-a-clip-from-stray-got-me-banned-from-twitter/
Strayはサイバーパンクな世界を猫になって冒険することができるというゲーム。猫を操作して街中を探索したり、まるで本物の猫のようにテーブルや棚に乗ったりすることが可能です。ただし、ゲーム中に猫を操作して移動できる場所は決められており、いつでもどこでも猫がジャンプできるというわけではありません。
抗えなかった……#PS5Share, #Stray pic.twitter.com/htF0mimLbV
— あもみやすん (@kazumi_amemiya) July 19, 2022
そのため、基本的にStrayでは猫がテーブルや棚の上から落下してしまうということはないのですが、Fanbyteのライターであるイムラン・カーン氏は猫を乗せてはいけない場所に乗せてしまい、スタックして、猫はゲーム画面外に落下してしまいます。
これが問題の動画。以下のサムネイルをクリックすると動画を再生することができます。
この短い動画に「They got cat behavior so right in Stray. I can’t tell you how often I see my cats do this.(「Stray」は猫の行動をとてもうまく表現しています。うちの猫がこうする様子を何度見たかわかりません。)」というキャプションをつけてTwitterに投稿したところ、カーン氏のTwitterアカウントはBANされてしまったとのこと。Twitterは、カーン氏が「合意のない裸体の描写に関するポリシー」に違反したと通知しています。このポリシーは基本的にリベンジポルノに対するルールであり、ユーザーが勝手に他人の裸の写真や動画を投稿することを禁じるためのものです。
ツイートに含まれる動画がポリシー違反とみなされたのか、はたまたキャプションの一部がポリシー違反とみなされたのかは不明ですが、投稿したコンテンツに特に悪質な要素は見当たりません。そのため、カーン氏は「AIにプラットフォームのモデレーションを任せるべきではないことがよくわかりました」と記しています。
その後、カーン氏は「これはPlayStation 5のゲーム『Stray』で録画した動画です。こんな動画は腐るほどアップロードされています。」とTwitter側に異議申し立てを行っています。
しかし、カーン氏による異議申し立ても一晩で却下されてしまいます。そのため、カーン氏は「Twitterは動画をチェックし、ポリシーに違反したものであると改めて確認したはずです」と皮肉をこめてつづっています。
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