【訃報】安倍晋三元首相死去、演説中に銃撃され

元内閣総理大臣で衆議院議員の安倍晋三氏が亡くなりました。67歳でした。安倍氏はこの日の午前中、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で演説を行っている最中、背後から銃撃を受けて負傷。奈良県橿原市の奈良県立医科大学附属病院へ搬送されて治療を受けていました。

衆議院議員 安倍晋三 公式サイト
https://www.s-abe.or.jp/

内閣総理大臣　安倍　晋三 (あべ　しんぞう) | 第４次安倍第２次改造内閣 閣僚等名簿 | 安倍内閣総理大臣（第９８代） | 首相官邸ホームページ
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衆議院議員 安倍 晋三（あべ しんぞう） | 議員 | 自由民主党
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安倍晋三元首相が演説中に襲撃され意識不明の重体か、散弾銃で銃撃を受け - GIGAZINE

安倍氏は1954年(昭和29年)9月21日、当時毎日新聞社記者だった安倍晋太郎氏と、衆議院委員だった岸信介氏の長女・洋子夫妻の次男として誕生。東京都出身。晋太郎氏は1956年、岸氏が外務大臣になると退職して秘書官となり、1957年に岸内閣が誕生すると、翌・1958年の衆議院議員選挙で初当選。1982年から1986年に外務大臣を務めたほか、党内三役である政務調査会長(1979年～1981年)、総務会長(1986年～1987年)、幹事長(1987年～1989年)を歴任しました。

安倍氏は成蹊大学法学部政治学科卒業後、神戸製鋼所を経て、1982年から晋太郎氏の秘書官を務めました。晋太郎氏は何度も「次期総理」に名の上がる有力者でしたが、1991年に死去。その地盤を継ぐ形で、安倍氏は1993年に初当選。2003年～2004年に幹事長、2005年～2006年に内閣官房長官を務めたのち、2006年に第90代内閣総理大臣となりました。戦後生まれとして初の総理大臣で、52歳での就任は田中角栄氏の54歳を下回る、戦後最年少の総理大臣就任でもあります。

この内閣は、さまざまな疑惑を抱えた松岡利勝農水大臣の死や参議院議員選挙での敗北など難局が続き、2007年9月、安倍氏は総理大臣と自民党総裁を辞任することを発表しました。

その後、2012年に再び内閣総理大臣に就任すると、約7年8カ月にわたる憲政史上最長の政権を運営しました。

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奈良県立医科大学附属病院の会見によると、安倍氏が亡くなったのは17時3分だったとのこと。

また体内に入った弾は、手術の中では見つからなかったとのこと。輸血量は「100単位」(＝14ℓ)だったそうです。

安倍氏の死去を受けて、自民党本部は参議院議員選挙の最終日の活動について、「暴力には屈しないという断固たる決意の下、各地の事情も踏まえ、選挙活動を進めること」を決定しました。