ステマと記事広告、費用対効果が高いのはどっち?
結論:ステマ(ステルスマーケティング)はありとあらゆる意味でコスパが悪い
なぜコスパが悪いのかといえば、シンプルに言うと、「契約違反なので配信先のサイトから損害賠償請求をされるから」です。
まず、GIGAZINEのような記事を作成しているニュースサイトはいろいろなサイトに日々、作成した記事を配信しています。Googleニュース、SmartNews、Gunosy、livedoorニュース、Yahoo!ニュース、さらにWindowsにも最初から標準で「ニュース」のアプリがあり、ほかにもさまざまなニュース配信先が存在しています。そして、それらのニュース配信先ひとつひとつとニュースサイトはきちんと契約書を交わしています。これがポイントです。
ネット上のステマについて解説するエントリーの中には「ステマを規制する法律はない」「こういう恐れはある」みたいな感じでふんわりと書いており、まるで「ステマ自体は違法ではない」かのように書かれていますが、実際にはこの「ニュース配信先との契約書」によって、「通常記事のふりをして記事広告を配信する」と立派な契約違反となります。契約違反なので完全に違法です。大体、裁判沙汰になって損害賠償請求されます。実際、我々GIGAZINEも他ニュースサイトや他メディアの記事を日々、ヘッドラインに掲載するために読み続けており、その過程において「ステマが各種メディアに配信されている」のを発見することがあります。発見次第、我々GIGAZINEは即座にそれぞれのニュースサイトや配信先メディアに「これはステマではないのか」という問い合わせを行い、数え切れないほどのステマをつぶし続けてきました。
ステマだとわかる理由はシンプルで、我々GIGAZINEへの問い合わせとして「記事広告だという表示を消すことはできるか?どこどこのニュースサイトは○○円払えば記事広告の表示を消すオプションがあったのだが」というケースが時々あり、その際に詳しくヒアリングしていき、そういう「隠しメニュー」「裏オプション」というようなものの存在を把握する、というのが多いです。
また、以前には新しいiPhoneをAppleが発表した直後に大手キャリアから電話がかかってきて「○○円払うから記事広告ではなく、あくまでも一般の記事として弊社のiPhoneを掲載してほしい」というとんでもないステマ依頼も横行していました。
さらにはGIGAZINEのように非常に厳しい基準でステマを排除している他ニュースサイトにステマ記事を掲載するため、そのニュースサイトに寄稿しているライターに有償依頼して記事を書かせることによって、結果的にステマを実現している、という卑劣なケースもありました。我々GIGAZINE編集部が全員正社員であり、ライターがゼロ名なのは、このような立場の違いを利用してステマを行う悪質な業者の影響を完全に排除するためです。
同様のステマ手法はニュースサイトだけでなく、YouTubeなどの動画サイトでも同じような手口で行われており、具体的には「有料プロモーション」のチェックボックスをオフにして動画投稿する、という形で行われています。念のため、YouTubeではステマは一切認められておらず、以下のヘルプにも明記されています。
有料プロダクト プレースメント、スポンサーシップ、有料おすすめ情報を追加する - YouTube ヘルプ
https://support.google.com/youtube/answer/154235?hl=ja
広告目的の動画の場合、以下のように必ず動画の詳細で「有料プロモーション」のチェックボックスをオンにしてYouTubeに申告する必要があります。
これらの事実を知ってもなお「バレなければ良い、バレなければコスパが良い」と考える向きもありますが、ステマのコスパが悪い最大の理由、それは「ステマだとバレないようにしなければならない」という点にあります。どういうことかというと、ステマは悪臭を放つからです。大体からして、宣伝の広告目的なのに広告であることを伏せた上で広告を行うというのが大いなる矛盾です。結果、ステマは例外なく「広告くささ」が尋常ではないのです。Amazonなどのサイト上でよく見かける「やらせ」「自作自演」のレビューに通じるものがあります。結果、「お金をかけてステマだということがばれる」わけです。ステマだとバレた途端に誰も信じなくなるので、価値はゼロになります。このインターネット全盛、誰もがスマホを持つこの世の中で最も価値があるのは「信用」であるにも関わらず、その信用を失うわけですから、ステマはありとあらゆる意味でコスパが悪いと断言できます。
極めつけに、我々GIGAZINE編集部は日々、猟犬のごとくインターネット中を駆け巡り、ステマをちぎっては投げ、ちぎっては投げを繰り返しています。我々GIGAZINE編集部だけではなく、インターネット中のほぼ全ての人間がステマを見つけ次第、ボコボコにしています。世界の全てを敵に回す、それがステマなのです。
そして、もうここまで読めばみなさんおわかりでしょう……そう、ステマなんてする予算と時間とリソースがあるのであれば、GIGAZINEに記事広告を出す方が、コスパは断然良いのです!
でも正々堂々と記事広告であるということを全面に押し出すと読まれないのではないか?と不安に感じるかもしれません。が、その前提がそもそもおかしいのです。もしも広告が広告であるというだけで効果がまったく出ないのであれば、今ごろGoogleは存在していないはずですし、同じくYouTubeも消滅しているはずです。広告に効果があるからこそ、GoogleもYouTubeも、そしてGIGAZINEも存在しているのです。
中でもGIGAZINEの記事広告のコスパのよさは無限大。なぜそこまで我田引水かつ大言壮語を吐くことができるのかといえば、GIGAZINEの記事広告は基本的に「永遠」に掲載され続けるからです。これがどれだけすさまじいことか、サブスクリプションでサイトを運営している場合などであればそのすさまじさがわかるはず。もしもGIGAZINEの記事広告経由で毎日1名ずつ有料のサブスク契約が増え続けるとすれば、どうでしょうか?GIGAZINEが続く限り、際限なくサブスク契約が積み上がっていくことになります。
バナー広告を出した経験があれば、「一度お金を払えば無期限で掲載され続ける」ことの絶大な価値に気づくはずです。無限の期間で、なおかつ何度クリックされても追加料金が発生しない、このメリットは実際に体験すればわかりますが、想像を絶するものがあります。
つまり、GIGAZINEの記事広告はコスパ最強なのです。論より証拠、案ずるより産むが易し、ここまで読んでしまったのであれば今すぐクリックしてね!
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