ドット絵を滑らかなイラスト調に拡大できるウェブアプリ「ぴくせる すけゐらぁ」を使ってみた

ドット絵はファミリーコンピュータなどの時代ではゲーム画面にとっての当たり前でしたが、解像度が上がり3DCGを用いたゲーム画面が当たり前になった今では、レトロなゲームを思い起こさせるノスタルジックなものとして楽しまれるようになっています。そんなドット絵をイラスト調に変換しながら拡大することができるのが、RPG Maker Uniteの公式外部ツールに選ばれた「ぴくせる すけゐらぁ」ということで、実際に使って拡大手順や拡大結果を確認してみました。

ぴくせる すけゐらぁ
https://irokaru.github.io/pixel-scaler/

ドット絵を拡大するには、上記のリンクから「ぴくせる すけゐらぁ」にアクセスして「ピクチャを選択」をクリックします。

ファイル選択画面が表示されたら拡大したい画像を選択します。今回はWikipediaの非公式擬人化キャラクター「ウィキペたん」のドット絵を拡大してみます。

ファイルを選択したら「変換」をクリック。

すると、画面下部に拡大後の画像が表示されるので、ダウンロードボタンをクリックして拡大画像をダウンロードします。

拡大前の画像(左)と200％に拡大した画像(右)を並べるとこんな感じ。「ぴくせる すけゐらぁ」で拡大した画像はドット絵から滑らかなイラスト調に変換されています。

「ぴくせる すけゐらぁ」では拡大率を最大400％まで選択できるので、同じ画像を400％に拡大してみました。

400％に拡大した画像も並べてみました。ウィキペたんはパズルピース型の髪飾りを装着しているのですが、拡大率400％の画像では髪飾りの形がゆがんでしまいました。

家を描いたドット絵を拡大した結果が以下。左から順にオリジナル・200％・400％です。ドット絵によっては400％でも十分キレイな結果が得られるようです。

なお、「ぴくせる すけゐらぁ」の画像拡大技術には「xBRjs」が用いられているとのこと。また、「ぴくせる すけゐらぁ」のソースコードはGitHubで公開されています。

GitHub - irokaru/pixel-scaler
https://github.com/irokaru/pixel-scaler